心や体についての質問
Q「肉は柔らかいのに骨は硬いの、なんでですか?」
先生「よし、逆に考えてみよう。ホネも柔らかかったらどうなるかな?」
子供「食べれる」
先生「そうだね!そう!質問の仕方が悪かった!ごめん!!!」
Q「人は死んだらどこへ行くのか」
先生「自分とは何か。顔も体も変わる。変わるものは君そのものではない。心も変わる。君はどこにいるのか。それを観察している自分はどこにいるのか。どこにもいない。じゃあ何が死ぬのか。誰も死なない。どこにもいかない」
Q「なぜカッコいい男の人を見ると、ドキドキしてしまうのですか?えっと、テレビの。」
先生「テレビでかっこいい人を見るとどきどきしちゃうんだ?」
子供「はい」
先生「学校だとなかなかどきどきしないんだ?」
子供「はい、そうです」
先生「ドキドキしているときに脳の中に何が起こってるか大学生集めてドキドキしてる人集まってくださいっていって彼女の写真とかを見せると、ドーパミンでる根っこがあってそこが活性化するんですよ。自分にとってカッコいい人を見るとドキドキにつながっていく。ほおが赤くなったり、目がうるんだり、軽く発汗したり。いわゆる恋愛症候群という。まあ、味のない答えですけども」
子供「ドキドキするのは普通のことなんだってちょっと安心した。」
先生「そうよ〜安心していいのよぉ〜」
毎回、どんな質問が分からない状況で、子供が納得するまでていねいに説明する先生たちの姿はおもしろくもあり、学びになりますね。
生物やロボットについての質問
Q「テリジノサウルスとオヴィラプトルが近縁種なのはどうして?」
先生「近縁種ってなにか分かる?」
子供「見た目に関係なく特徴が似てて種類が確実に同じ」
先生「それが正解です」
Q「人間とチンパンジーの遺伝子は99%同じなのにどうして違う形なのですか?」
先生「おじさんとえいすけくんはチンパンジーより近くて99.999%くらいの違いかもしれないけど、すごく違うでしょう?1%ってかなり違うんじゃないかな」
Q「なぜトビウオは飛ぶの?」
先生「それには悲し~い理由がある。トビウオは、マグロに食べられないように仕方なく飛んでいます。水面からの距離は10m、飛行距離は400m、飛行時間は45秒なんです」
Q「世界中の人がロボットと一緒に暮らすことができるのはいつごろですか??」
子供「一緒に遊んでくれたりお料理をしてくれたり、みんなが楽に生活できるようなロボットのことです」
先生「いつなのかは言えません。5年後くらいを目指しています。あと、人々の心の準備に時間がかかります」
大人でも分からないことを素直に聞ける子供の姿勢は見習うべきことかもしれませんね。