保育園では子供たちが楽しく遊んで過ごします。いろんなことをして過ごしますが、その中に手遊びというのがあります。手遊びには子供の成長に役立つ効果が期待できるので、多くの保育園で取り入れられています。手遊びにどんなメリットがあるのかを解説します。おすすめの手遊びも紹介するので、家で子供と一緒にやってみてください。
もくじ
「手遊び」とは?
多く保育園で取り入れられている手遊びは、子供たちにも人気がある遊びの1つです。0歳~5歳まで子供の年齢に合わせて、家庭で遊べるのもポイントです。保育園ではみんなで歌に合わせて楽しく遊べるので、子供たちも喜んで遊んでいます。
歌を歌いながら手や指を動かす遊び
手遊びは、歌を歌いながら手や指を動かして遊びます。歌が歌えない子供でも、先生が歌いながらお手本を見せてくれるので、それを真似して遊べます。指や手を使う簡単なものから、全身を使って大きく動くものまで種類が豊富なので、子供の年齢に合わせて選べるのもポイントです。どの保育園でも毎日のように行われています。
場所を選ばず行える
手遊びは室内でも屋外でも、場所を選ばずに行えるのもいいところです。全身を使って大きく動かすこともありますが、ほとんどは指や手だけを使うので場所を取りません。
保育園で手遊びが行われる理由
保育園で手遊びを行うのは、子供人気があるからという以外にもいくつかの理由があります。その多くは子供にとってもメリットになるので、家に帰ってからも親子で遊べるよう親も知っておくといいでしょう。なぜ保育園で手遊びを積極的に行っているのか、その理由を見ていきましょう。
リズム感が養われる
手遊びは歌に合わせて指や手や体を動かします。まだ上手に歌えない子供でも、先生が歌いながら実際に手遊びをして見せてくれるので、それを見ているだけでも楽しいですし、自分も一緒に同じ動きを真似しようと夢中になります。
歌に合わせて体を動かすので、楽しく遊びながら自然にリズム感が身につきます。リズム感と同時に反射神経も身につきます。幼い子供でもできる簡単な動きですが、遊びを通して体の動かし方なども学べます。自分で歌って踊れるようになれば、家に帰ってからも親にそれを教えてあげられるので自信も付きますし家でも楽しく遊べます。
子供たちの注意を引き付けられる
手遊びは最初に先生がお手本を見せます。子供は先生の歌に合わせて動きを真似しようとします。このとき先生の動きをしっかりと見ていないと、同じようにできません。子供の注意を引き付けたいときに、無理強いせず自然に注意を引き付けられるのはメリットでしょう。
先生の歌を聞きながら動きを見て真似をするので、集中力も身につきます。手遊びが始まるとそれに集中するので、子供の集中力を養うにはもってこいの方法と言えるでしょう。
保育園ではいろんな遊びをしますが、同年代の友達と遊ぶと夢中になってしまい先生の言うことが聞こえないこともあります。手遊びは子供たちにも人気があるので、気が散りやすい子供も集中できるのがポイントです。
手を動かすことで発達を促す
指先には神経が集中していますので、動かすことで脳にいい刺激を与えます。手を広げたり握ったり、手を叩いたり上下させたりすれば、それはすべて脳にいい刺激となります。幼い子供でも指や手を使うだけの簡単な手遊びなら、何度か繰り返せば真似できるようになります。
今までに経験したことがないような動きも、楽しく遊びながら覚えられます。同じ動きでもレベルに合わせて早くしたり、動きを大きくしたりすることで変化を付けられます。手先が器用になるのもメリットです。脳にいい刺激を与えてくれますし、脳の活性化は王を発達させるためにも欠かせないことです。
数を数えたり、物の名前を覚えられる
手遊びでは指で数を数えたり、動物が出てきたりします。数を数えることや物の名前を覚えられるのもメリットです。初めて聞く言葉でも、歌に合わせて覚えるので耳で聞いて自然に頭に入っていきます。夢中になると集中するので、吸収も早くすぐに自分でも歌ったり踊ったり出来るようになります。
まだ言葉が上手く話せなくても、歌を通して覚えていくので無理なく自然に入っていくのがポイントです。手遊びには繰り返し言葉が多く出てきます。トントンやキラキラなど、子供にとって初めて聞く言葉でも、動きを通して覚えるので抵抗なく受け入れられます。ワンワンやにゃーにゃーなど動物の鳴き声も覚えられるのでいろんな言葉を覚えます。
歌に合わせて動きながら、頭で想像するので想像力が養われるのもメリットです。保育園ではみんなと一緒に遊ぶので、動きを合わせたり、出来ない子には出来る子が教えてあげるなどコミュニケーション能力も身につきます。