子供に友達がいない!原因別の対応のヒント3つ
子供に友達がいない場合、親はどのような対応をとるべきでしょうか。今回は親の対応方法のヒントを3つご紹介していきます。
(1)趣味や習い事など、話しかける話題を作る
なかなか話しかけることができない子供には、話題作りを手伝ってあげましょう。習い事を始めたり、流行のテレビゲームや漫画に触れる機会を与えることも話題作りにつながるでしょう。
特に習い事の場合は、同じ教室に通う子供と仲良くなることができるかもしれません。学校が同じであれば、その子と学校で話し始めるきっかけになります。その子と話し始めることで、周りの子供とも友達になることが期待できるでしょう。
(2)親の愛情を実感させ、攻撃性をおさえる
周りから避けられてしまっている子供には、まずは子供の攻撃性を抑制してあげましょう。子供の攻撃性のおさえ方について、親野さんは以下のように記述しています。
その場合は、その子が親の愛情を実感できるようにしてあげることが一番大切です。
たとえば、次のようなことに心がけてください。・話を共感的に聞いてあげる
・「○○しなきゃダメでしょ」などの否定的な言い方をやめて、肯定的な言い方にする
・叱ることをやめて、たくさんほめる(毎日1回はほめる)
・親子の触れ合いとコミュニケーションの時間を増やす
(引用元:4つのタイプごとの対応方法とは?|親力講座)
子供の自己肯定感を高めてあげることで、親から愛されていることを実感させることができます。親の接し方次第で、子供の攻撃性は低くすることができるのです。まずは愛情を感じさせ、周りの子供が話しかけやすい対応ができるように誘導してあげましょう。
(3)子供の興味・関心を深める手助けをする
1人や少人数でいることを好む子供には、熱中できるものがある可能性があります。子供は好んで1人でいるのかもしれません。ところが大人の目には「友達が少ない子供」として映り、親は心配になってしまいます。この場合の親の対応について、親野さんは以下のように記述しています。
親が心配しすぎると、子どもが1人で何かやっているのを見て、「友達と遊ばなきゃダメでしょ」と言ってしまいます。
そのような強制は、このタイプの子にとって苦痛です。
友達と遊びたくなったら遊ぶのですから、強制することはないのです。
(引用元:4つのタイプごとの対応方法とは?|親力講座)
子供は自ら1人や少人数でいることを選んでいるのです。無理に輪を広げようとすると、ストレスを与えかねません。自分の興味や関心を深められるように、本を与えるなど自分の時間を充実させられるよう協力してあげましょう。