キャッチボールの投げ方とは?基本の練習法や子供への教え方を紹介

思ったところに投げられる!上達できるキャッチボール練習法

はじめてキャッチボールをする子供や幼い子供であれば、「正しくボールを投げる」、「相手から投げられたボールを受け取る」というシンプルな動作でも、上達するまでには時間がかかります。

この記事では、子供がもっとキャッチボールを楽しめるようになるために、キャッチボールの基本となる「ボールの投げ方」と「ボールを捕り方」のポイントと投げ方を上達させるためのをご紹介していきます。

ぜひ、お子さんと一緒に楽しみながらキャッチボールの練習をしてみてください。

キャッチボールで苦手なのは「送球」「捕球」どっち?

キャッチボールで行なっている動作を大きく分けると、相手に向けて正しくボールを投げることができる「送球」と相手が自分に向けて投げたボールを受け取る「捕球」の2つに分けることができます。

キャッチボールをしている子供をよく観察してみると、思ったところに投げられないためにキャッチボールが続かない子供もいれば、相手が投げたボールが胸元に来てもとることができない子供もいます。

子供がリズムよくキャッチボールを続けられないのは、送球と捕球のどちらが苦手なのか見極めることが上達への第一歩です。

ボールの投げ方のコツ

それでは、ボールの投げ方のコツを紹介していきます。

ボールの握り方

お子さんは、ボールをどのように握っていますか。よくある間違った握り方は、ボールを手のひらの中に深く握り込み、力一杯握ってしまう握り方です。

ボールの正しい握り方は、人差し指と中指の間に少し隙間を空けてボールを握り、下は親指を使って握ります。ぎゅっと力を入れて深く握りこまずに、やわらかく握るようにしましょう。

もし幼いお子さんで、まだ手が小さくて写真のように握れない場合には、わしづかみでも構いません。手が大きくなってから、人差し指と中指でボールを握ることができるようにしましょう。

前足のつま先を投げる方向に向ける

投げ方のポイントと聞くと、手の振り方やボールの握り方など上半身に意識が向いてしまいがちですが、ボールを投げたい方向に投げるためには、前足(軸足)のつま先を自分が投げたい方向に向けてまっすぐ向けることもポイントです。お子さんが足の向きを自分で確認できるように、投げる方向を決めて、足元に目印をつけてあげたり、時計など子供が方向をイメージしやすい方法で説明してあげると良いでしょう。

上半身を使う

子供がボールを遠くに飛ばすことができない子供に多いのが、手だけを使ってボールを投げようとしてしまっていることです。上半身の使い方は、初めての子供や幼い子供は頭の中でイメージがしづらいでしょう。上半身を回転させて勢いのあるボールを投げられるように、お手本となる投げ方を見せてあげるのがポイントです。

また、投げる時にボールを持っている方の手は、肘が耳の後ろにくるくらいまであげてから、ボールを投げるように肘を意識できるようにしてあげましょう。また、グローブをはめている方の手は、ボールを投げたい方向に向かって伸ばすようにすると、投げたい方向に投げられるようになっていきます。

視線は相手のグローブに

ボールを投げる時の視線は、はじめは自分が握っているボールや意識している投げ方のポイント、足元などを見てしまうことが多いのではないでしょうか。視線がブレてしまうと子供の頭がブレてしまい、ボールのコントロールが行いづらくなってしまいます。慣れるまでに時間はかかると思いますが、投げる相手のグローブを見るように意識できると、投げる方向がブレずにコントロールできるようになっていくので、少しずつ練習してみると良いでしょう。

ボールの捕り方のコツ

続いて、ボールの捕り方のコツを紹介していきます。

体の正面で受け止める

ボールを上手に捕るためのコツの1つは、自分の体の正面でボールを受け止めることです。体の正面でボールを受け止めることができるようになったら、次はボールを胸の高さで取れるように練習をしてみましょう。

子供が正面でボールを受け止めることが怖くなったり、胸の高さで捕ることを怖がってしまったら、まずは近い距離で優しくゆるやかなボールを投げてあげることで、少しずつボールに慣れていけるようにするのがおすすめです。少しずつ距離を離していき、ボールに対する恐怖心を和らげてあげましょう。

さらに、体の正面・胸の高さで受け止められるようになったら、ボールを投げる場所を上下左右に移動してみましょう。自分からボールが投げられた方向に移動して捕ることができるようになれば、リズミカルにキャッチボールをできるようになっていきます。

グローブに片手を添える

キャッチボールでは、グローブでボールを受け取ります。はじめのうちは、グローブも硬く、なかなかうまくボールを掴むことができないこともよくあるようです。このようにボールがうまく掴めない場合には、グローブをはめていない方の手をグローブに添えてあげることで、ボールを捕りやすくなります。グローブの扱いにも慣れてくれば、ボールを取りこぼすこともなく、片手でボールを捕ることができるようになるでしょう。

投げ方を上達させる練習方法

投げ方を上達させる練習法

椅子を使った練習法

書いて字のごとく椅子に座ってボールを投げる練習です。椅子に座ってボールを投げることで、下半身が固定され、上半身の使い方を効果的に練習することができます。必ず守るポイントは以下の6つです。

  • 椅子の座り方は、背もたれにもたれ掛かるのではなく浅く座る
  • 前足はしっかりと投げる方向へ向ける
  • 胸もしっかりと投げる方向へ向ける
  • グラブもしっかりと投げる方向へ向ける
  • 軸足は動きを止めるのではなく回転させる
  • 投げる腕は肩の力を抜いて大きく振ることを心がける

繰り返し練習をすることで、正しい上半身の使い方ができ、狙ったところに投げることができるようになります。

音を使った練習法

ボールを投げる時の体重移動や足の運びは、言葉だけで説明しても小さいお子さんには、なかなかできるものではありません。特に小学校低学年程度のお子さんが相手であれば特に効果のある方法が「音を使った練習法」です。ここでいう音とは「擬音」のことです。子供はよく、手を動かす時に「シュッ」と言ったり、踏ん張る時には「グッ」と言ったりと動作を擬音化することがしばしばありますね。それを利用した練習法です。

やり方は非常に簡単です。投球の動作をすべて擬音化するのです。例えば半身になった後に足を上げる動作を「ひょい」。前に出す足を出す時に「ドン」。腕を振る時に「シュッ」。これをリズムよくやると投球の動作になるわけです。

また、体重移動がうまくいかない時には、片足を上げて、相撲の四股をイメージしながら「どすこい」という擬音だと大きく踏み込むことができる子が多いです。

練習をしてもなかなかうまくいかない子には、このような練習法も効果的です。ぜひ実践してみてください。

親子キャッチボールにおすすめのグローブセット

親子キャッチボールを始めるときには、大人用グローブと子ども用グローブが一緒になったグローブセットがおすすめです。価格も5,000円以下のものがほとんどなので、お財布に優しく子どもとのキャッチボールを始められます。

【Kaiser(カイザー)】親子グローブセット

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Kaiser(カイザー)
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Kaiser(カイザー)の親子グローブセットです。ボールも付いているため、これ1つですぐに親子キャッチボールを始めることができます。子ども用のグローブは青なので、青色が好きな子どもにピッタリです。

【GP(ジーピー)】親子グローブセット

GP(ジーピー)の親子グローブセットです。GPは子ども用や野球初心者向けのグローブを数多く発売しているメーカーで、初心者でも使いやすいグローブ作りに定評があります。最初からグローブが柔らかくなるように作られており、すぐに手に馴染むようになっています。

【GP(ジーピー)】親子グローブセット ソフトバンクホークス仕様

デザインがソフトバンク仕様のGP(ジーピー)親子グローブセットです。手首の刺繍部分が「GP(ジーピー)」ではなく「SN(ソフトバンク)」になっています。お子さんがソフトバンクファンの場合は大喜びでしょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

まずは、お子さんと一緒にキャッチボールをしながら、お子さんがキャッチボールがうまくできない原因を探してみてください。お子さんの苦手ポイントがわかれば、あとは一緒にキャッチボールをして遊びながら、「ボールの投げ方」「ボールの捕り方」のポイントを意識しながら、繰り返し練習することで、めきめきとキャッチボールが上達するのではないでしょうか。

参考
伊藤守(2004)『コミュニケーションはキャッチボール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
株式会社キッズレーベル(2010)『おやこでキャッチボール』(自由国民社)
父子のキャッチボールで楽しく効果的に上達する5つのポイントとは?|野球少年を持つお父さんのための野球上達法
キャッチボールから学ぶ!子育ての心構え|ならいごとキッズ
小学生 基礎から学ぶ野球トレーニング|ベネッセ教育情報サイト

この記事をかいた人

cocoiro編集部

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