保育園が休みでも仕事があるときの対処法
子供が急に熱を出した、けがをした、ということであれば仕事どころではなく休みをとって子供の面倒をみるでしょうが、元気で時間を持て余している子供の相手をすることを目的に仕事を休むことは簡単にできることではありません。
また、夏休み期間中に保育園に預けることができないとなると、仕事を休めない保護者は頭を抱えてしまうことでしょう。２、3日のことなら何とかなるかもしれませんが、1カ月半という期間はあまりにも長すぎます。どのように対処すればいいのでしょうか。
夫婦で協力して休みを取るようにする
夫婦共働き世帯で夏休み期間中ずっと子供の面倒をみることはとても難しいものです。しかし、最近では、夏季休暇だけでなくリフレッシュ休暇や有給休暇を積極的にとるように職場から指示されることも多くなっています。
夏休み前に、夫婦で最大限取得できる休みを洗い出し、うまく重ならないようにしながらローテーションでどちらかが必ず子供の面倒をみることができるように計画を立てておくことが必要となります。1日ではなくても半日休や時間給で対応するという方法もあるでしょう。
祖父母・兄弟に頼む
共働き夫婦にとっていざという時に頼りになるのが実家の祖父母ではないでしょうか。最近では核家族化が進んでいるのであまりないことかもしれませんが、二世帯同居や二世帯住宅などで祖父母がすぐ近くにいればいつでも子供の面倒を頼むことができます。また、少し離れていてもお泊まりで依頼することもできるでしょう。
兄弟がいる場合は、小学校高学年にもなれば弟や妹の面倒をみることもできるでしょう。ただし、ずっと世話をさせると兄や姉の夏休みの意味がなくなってしまうので配慮することも必要です。
一時預かり対応の託児所を利用する
自治体によってはホームページなどで一時保育を受け入れている保育園の情報を発信しているところもあります。園によって受け入れ可能な期日、時間帯、年齢などに違いがあるので事前にしっかりと確認しておくことが必要です。
お盆の期間などは集中することも考えられます。申請時に面談が必要なこともあるため早目に準備をしておくようにしましょう。当然ですが、一時預かりの費用や送迎が必要となることも頭に入れておくことが必要です。
ファミリーサポートに依頼する
ファミリーサポートとは、地域で育児や介護を受けたい人、行いたい人が会員となって助け合うシステムです。ファミリーサポートセンターは主に地方自治体が運営を担っており、ニーズとサービスの調整を行っています。
子育て経験のある方や子供好きな方が会員登録しており、会員を対象とした育児の研修会も行われています。保育園が終わった子供や保護者が病気や急用で子供の面倒をみることができない場合などの他、夏休み期間中の子供の預かりにも対応しています。
