けん玉は日本の伝統的な遊びですが、海外でも「KENDAMA」として親しまれています。実際に、2018年に広島県で開催された一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク主催の『けん玉ワールドカップ』では日本を含む世界18ヶ国・地域から415名が参加したそうです。みなさんも子供のころに一度はけん玉をした経験があるのでないでしょうか。本記事ではけん玉について、始め方から技の決め方、けん玉で得られる意外な効果までご説明します。
もくじ
けん玉を始める準備をしよう
子供におすすめのけん玉3選
けん玉を始めるためには、まずは子供にぴったりのけん玉を選ぶ必要があります。けん玉はさまざまなメーカーから商品が販売されているため、どれを選ぶべきか迷う人もいるでしょう。そこで子供がけん玉を始めるのにぴったりな商品を3つご紹介します。
『はじめてのけん玉』(幻冬舎)
大人用のけん玉は小さい子供の手には大きすぎて、扱いにくいものです。そこでまだ手が小さい子供におすすめしたいのが、子供用に設計された『はじめてのけん玉』です。このけん玉は手に持つ部分が大人用より短く設計されており、小さな子供の手にもぴったり合うサイズになっています。また、玉も普通のけん玉よりも軽くなっているので子供でも扱いやすいでしょう。
『KDX マクロスウルフクリスタル』(BANDAI)
けん玉を始めてもうまく技が決まらないと、練習する意欲もなくなってしまいます。なかなかけん玉を皿に乗せることができない子供におすすめしたいのが『KDX マクロスウルフクリスタル』です。このけん玉は大皿のサイズを普通よりも大きくカスタマイズできるため、初心者でも技が決まりやすくなることが期待できます。
『競技用けん玉 大空』(山形工房)
小学生くらいの子供には『競技用けん玉 大空』がおすすめです。競技用けん玉という名前がつくだけあって、技が決まりやすいように材質も設計もこだわりぬいて作られた一品です。難しい技に挑戦するならばぜひ購入したいけん玉でしょう。
また、けん玉の色も赤、青、黒、水色、緑などたくさんの種類が用意されているため、気に入った色を選べるのもおすすめポイントです。
けん玉のパーツ名称
けん玉を始める前に主なけん玉のパーツ名称をご紹介します。この後の技の説明でもけん玉のパーツ名称は出てくるのでここで覚えてしまいましょう。
(参照元:はじめてのけん玉|公益社団法人 日本けん玉協会)
最初は「けん先や中皿に玉を乗せるなんてできない」と思われるかもしれませんが、練習を繰り返せばできるようになります。
けん玉を始める前の3つのお約束
けん玉の多くは木製です。間違って人にぶつけてしまうと、けがにつながる可能性もあるでしょう。けん玉を始める前に、子供に適切に扱わなければ危険であるということを理解してもらうために親子で3つの約束をすることをおすすめします。
1つ目はけん玉でお友達や他の人を殴ったりしては絶対にいけないということです。けん玉は楽しく遊ぶためのおもちゃです。暴力をふるうために使ってはいけません。
2つ目は遊び始める前に周りをよく見ることです。故意にけん玉を人にぶつけるつもりはなくても、不注意から人にぶつけてしまうこともあります。しっかりと周囲を確認するように注意しましょう。
最後はけん玉を投げつけないことです。子供がけん玉を始めた当初はなかなか技が決まらず、いらいらしてしまうこともあるでしょう。いらいらしても周りに投げつけないように約束しましょう。