めんこの投げ方のコツ
めんこの投げ方のコツとしては、相手のめんこに風圧をかけやすくすることです。そのためには、めんこを打つポジションと打ち方に特徴があります。
ポジションでは右手で打つ場合、左足は手に入れたいめんこの左側に出します。めんこを打ったときの左足が風圧の壁となり裏返しにしやすくするためです。
めんこの打ち方ですが、腕だけで打とうとするのではなく、体全体の体重を載せて打つことがポイントです。腕だけで打とうとすると、傷める可能性があるので注意しましょう。
また、手首を柔らかくして遠心力の使うことでさらにめんこを裏返しにすることができます。最初は紹介したコツすべてを実践するのは難しいでしょう。一つずつ練習していくことがめんこ上級者になる一番の近道です。
めんこを打ったときに一般的には真横に向かって風圧がかかると裏返しにしやすいのでチャレンジしてみてください。
また、裏返しにされないためのポジションにもこだわりがあります。それは、めんこと地面が平行に保ち、空間を無くすことで風圧が入らないように工夫しています。
相手のめんこを裏返しにして自分のめんこを裏返しにさせないようにすることが勝つためのポイントです。
つまり、狙うめんこにも裏返しにしやすいめんこと裏返しにしにくいめんこがありますので、慎重にめんこを選ぶことも裏返しにするコツの一つです。めんこは技術だけでなく、頭も使うゲームであることが分かります。
勝ちやすいめんことは?
この勝ちやすいめんこについては、阿見町立本郷小学校の「ひっくりかえるめんこのひみつ」の実験データをもとに紹介していきます。
めんこの勝ちやすくするための特徴としてめんこの重さ、形状、風を受ける方向がありますのでこれらの観点から紹介させていただきます。
重さ
重ければ重いほどひっくり返しやすいという実験結果になりました。これは重さがあることで、落下するときに影響する風圧を軽減しているからだと考えられます。
形状
形状はひっくり返すために必要な要素ではないことが分かりました。なぜなら、めんこは打った方向に垂直に風圧が生じるが形状によって風圧が変わることがないためです。
風を受ける方向
「多数の方向から受けるほどひっくり返しやすい」という結果になりました。また、長方形である場合、長い辺から風圧を受けた場合の方が裏返しになりやすいことも分かりました。
この実験データをもとにめんこを選んでいただけると強くなるかもしれません。