めんこの遊び方には「おこし」、「はたき」、「つみ」、「さばおり」、「すべり」の5種類があるというのが一般的です。どれも違った楽しみ方があり、ゲームをすればするほどおもしろくなるルールばかりです。本ページでは、めんこの5つのゲームの遊び方や勝つためのコツについてご紹介します。
基本的な遊び方
めんこの遊び方は、相手のめんこを裏返しにすることだけだと思っていませんか?
実はそれ以外にも相手のめんこの下に自分のめんこを置かせるものや、打っためんこの距離によって勝敗が決まるなどさまざまなルールがありどれも違った醍醐味があります。
やってみるうちに自分に合っためんこやゲームが見つかるかもしれません。ここでは、めんこのそれぞれのゲームのルールについて説明します。
①おこし
おこしとは、めんこ遊びの中で最も有名な遊び方です。ルールとしては、参加者は1枚ずつめんこを置いて、自分が裏返しにしためんこをもらうことができます。
裏返しにするポイントとしてはめんこを地面にぶつけたときの風圧を利用して裏返しにすることです。風圧のかかり具合は丸形や四角形などめんこの形状によって変わってくるのが楽しみの一つです。
②はたき
はたきは、おこしと同じで全員1枚ずつ置きますが、フィールドが存在しています。そのフィールドからめんこを外に出した人が勝ちとなります。
注意していただきたいのが、ルールを明確にすることです。人によってはめんこが半分以上出ていた場合に勝ちにするルールやフィールドの線に触れていたら場外とみなす人もいますのでお互いに話し合ってから勝負をしましょう。
はたきの場合、フィールドが存在するため相手のめんこを狙って自分のめんこを場外にしてしまう可能性がありますので、力の入れ具合には注意しましょう。
③つみ
「つみ」はめんこを数枚ずつ山積みにして置いていきます。そして、山積みにされためんこを裏返しにするだけですべてのめんこを手に入れることができるルールです。
コツとしては攻めと守りに分けるといいでしょう。攻めるときは相手のめんこを裏返しにすることに集中します。
一方、守るときは裏返しになりそうなめんこを裏返しされないようなポジションに自分のめんこを置くなどをして、相手の攻撃から自分のめんこを守ります。
つみでは、自分の戦略が試されている面や、山積みにされためんこを賭けている緊張感を楽しみながら遊ぶことができます。自分のめんこを取られたくない場合はいらないめんこを山積みにするといいでしょう。
④さばおり
さばおりはおこしやはたきなどと比べて、難しいめんこのルールです。なぜなら、相手のめんこを裏返しにしただけではめんこを手に入れることができず、相手のめんこの下に自分のめんこを置くことで手に入れることができるからです。
これは、めんこを裏返しにするよりも難しいことで上級者向けのゲームです。さばおりで相手のめんこの下に自分のめんこを置くことができなかった場合、新しいルールとして、相手のめんこを下を通過したときも手に入れることを加えるといいでしょう。
地面が滑りやすいと相手のめんこの下を通過させやすいものです。めんこをする場所を考慮してさばおりをするといいでしょう。
⑤すべり
すべりは相手のめんこを裏返したり下に置くことではなくどれだけ自分のめんこを飛ばすことができたのかで勝負が決まります。テーブルや机など外に落ちると、落下する場所をフィールドとするのが特徴です。
そこから、自分のめんこを端から打って反対の端にどれだけ近づいたかで勝敗が決まります。落下した場合、負けとなりますので気を付けましょう。
すべりで勝つためのポイントはめんこを打つ力具合と角度です。テーブルや机などのフィールドの摩擦から力の入れ具合や、めんこを打つ角度を計算しますので経験を積んでおくことが大切です。