福笑いの由来とは?おかめひょっとこの意味・遊び方・ルールもご紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

2.福笑いの遊び方

2-1.準備するもの

では、実際に、福笑いで遊ぶ際には何が必要となるのでしょうか。福笑いで遊ぶ際に準備するものは大きく分けて3つあります。まず1つ目が、おかめやひょっとこなどの顔の輪郭を書いた紙。この紙は少し大きめの画用紙などがいいでしょう。

2つ目がおかめやひょっとこなどの顔のパーツ(目、口、鼻、眉など)。そして最後の3つ目が、目隠し用の布です。布に関しては必須ではなく、他の目が隠れるものであれば何でもいいですし、目を瞑ることでも対応可能です。特に用意するにあたり、あまり高価なものもなく簡単に手に入るものばかりなので、すぐに準備をして遊ぶことができるでしょう。

参考
福笑いの由来と意味とは?遊び方のルール?どうしておかめとひょっとこなの?|日本文化研究ブログ

2-2.遊ぶ手順

ここではあらためて福笑いの遊び方について説明します。

  1. まず、顔(おかめやひょっとこ)の輪郭が書かれた紙を広げます。
  2. 1人がその広げられた紙の前にタオルで目隠しをして座ります。
  3. 切り抜かれた、目、口、鼻、眉などのパーツを目隠しをした人は顔の上に並べていきます。その際に周囲にいる人が目はどこだったり口はどこだったりというのを誘導してもいいでしょう。
  4. そして、切り抜かれたパーツすべてを顔の上に並べるたら、目隠しをとります。
  5. 多くの場合、その出来上がった顔はユニークで笑われずにはいられなく、それを皆で笑い合います。
  6. 実際に遊ぶ人1人1人ででき上がる顔が違うのでみんなで楽しむことができるでしょう。

ここではあくまで遊び方を一例として紹介させていただきましたが、例えばパーツが大きく少ないものから最初は初めて、徐々にパーツを増やすなどして複雑にしていっても面白くなりますし、これといった確定的なルールがあるわけではなく、遊び方は自由です。みなさんそれぞれのルールで楽しむことが一番いいでしょう。

また一般的には、おかめやひょっとこの顔を使うのが一番多いですが、最近では家族が写った写真などを、福笑いにして楽しむこともできるそうです。プリンターなどを使い、コピーして、作ることによって自分の中の親しい人達の面白おかしい顔を作ることができ、さらに盛り上がることでしょう。

参考
福笑いの遊び方〜ゲラゲラ笑って楽しむ正月あそび〜|キッズウェブジャパン