子供の集中力を楽しみながら上げるゲーム
集中して物事に取り組むためには、子供の興味を引くような楽しいゲームをきっかけにするのも効果的な方法です。集中力だけでなく思考力も身につけられるパズルは特におすすめです。簡単なレベルのものからスタートし、最初は親子で一緒にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
数学パズル
数学的な要素が多そうでチャレンジしにくいイメージがある数学パズルですが、幼児向けのものから、小学生、中高生を対象としたものまで、幅広いレベルのパズルがたくさんあります。数学パズルは物事にじっくり取り組む姿勢が身につくので、集中力や思考力を育むことが可能です。まずは短時間でできる簡単なものからチャレンジし、少しずつ継続的に取り組める力もつけていくようにしましょう。
ナンプレ
ナンバープレイス(ナンプレ)というと難しく感じる人も多いと思いますが、子供向けに作られているナンプレはマス目も少なくて取り組みやすいレベルになっています。ナンプレは高い集中力が求められるパズルゲームです。ルールは単純なので、数字に慣れ親しむきっかけとしても利用できます。思考力、集中力、判断力を養うのに最適なパズルといっていいでしょう。繰り返し遊べる卓上ボードゲームタイプも販売されています。
クロスワードパズル
思考力や語彙力、そして集中力も鍛えられるクロスワードパズル。その種類は非常に豊富で、ひらがなや挿絵を使った幼児用レベルのものから難易度の高いものまで、自分のレベルに合ったパズルが選択できます。たくさんの言葉を使うので、自然に語彙力も身につきます。
まずは親子で一緒にチャレンジすることからスタートしましょう。ネットからダウンロードできるクロスワードパズルもあるので、気軽に楽しむことができます。
子供に本を読ませるときの大事なポイント
乳幼児の頃の読み聞かせはもちろん、小学校から高校まで積極的に導入されている読書タイム。読書は子供の成長には欠かせないと非常に重要視されています。子供の頃から本に親しんでいると想像力や表現力、語彙力や読解力が身につくといわれています。できるだけ幼いうちから本に触れ合える環境を作ることが大切ですが、具体的にどんな本を選べばそれらの効果が得られるのでしょうか。
読み聞かせることも大事
乳幼児期を中心に重要だとされる読み聞かせですが、自分で本を読めるようになってからも時々読み聞かせをすることで精神的ストレスを緩和する効果があるといわれています。読み聞かせは、聞く力と想像力を育みます。文字を追って読むことも大事ですが、耳から入ってくる言葉をていねいに聞き取ろうとする集中力も身につきます。
起承転結に沿って作成されている本で内容が楽しめるものを選ぶ
子供に本を読ませるのではなく、できれば自発的に読めるようになってほしいなら、子供に本を好きなってもらいましょう。子供が飽きない、楽しめる本を選ぶときに気をつけたいのが、ストーリーにメリハリがあるかどうかという点です。まずは起承転結がはっきりしていて分かりやすい本を選びましょう。お決まりの内容では面白くないのでは……と思う人もいるかも知れませんが、本を好きになるきっかけとして考えれば複雑なものより単純なストーリーの方が入り込みやすいといえるでしょう。
子供の成長過程にあった本を選ぶ
子供の本を選ぶ場合、その年齢や好みも考慮することが大切です。絵本や児童書には対象年齢が表示されているものも多いので、参考にしてみるといいでしょう。ただしその年齢はあくまでも参考的な要素にすぎないので、子供本人の好みや理解力、語彙力なども視野に入れて選ぶようにしましょう。
子供用の本は1冊1,000円前後するものも多く、お財布事情を考えながら選ばざるを得ないという人も少なくないでしょう。だからこそ、ついつい慎重になり過ぎてしまうこともあるかも知れませんが、図書館や児童館、公民館で貸し出している本や、フリーマーケットやバザー、インターネット販売で中古本を狙ってみるのもおすすめです。