本を読ませる
前の文でも述べましたが、語彙力を上げることと本を読むことはとても深い関わりがあります。
高校までの学校教育で学べる語彙は約1万語と言われています。その語彙に対して大学などで学ぶ専門性の高い言語活動で必要な語彙は、3万から5万語と言われています。高校教育で覚える語彙だけではとても足りません。では人はどのようにして、その2万語以上言葉を学校教育外で学ぶのでしょうか?
それは、自発的に読んだ本でしょう。本を読むことによって出会った言葉を日常会話に使うことにより自分の語彙として定着していくのです。
ぜひ小さいときから読書をする習慣を身につけさせましょう。まずは、読み聞かせから始めていくといいでしょう。もし、読み聞かせを嫌がるようなら、同じ本を2冊用意して一緒に読書タイムを設けてもいいです。子供は親と同じ体験をすることが好きなため、別々に黙読していてもとても効果があります。
ここで大事なことは、子供のうちから読書をする習慣を身につけることです。
お子さんを連れて図書館や書店に行くことも読書を身に着けるためにはとてもいい習慣です。図書館や書店にはさまざまなジャンルの本があります。何かお子さんが関心を示す分野があるはずです。語彙力を鍛えるためにはさまざまな文章に触れることが大切なので、ジャンルにこだわらずお子さんが興味を示したものをどんどん与えてあげてください。
親自身も語彙力を高める
子供の認知語彙の範囲を広げるためにも、親の使用語彙の範囲が広いことはとても大切です。
アプリなどを使って手軽に語彙力を高める方法もありますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
語彙力とは生活においてとても重要な力です。語彙力=会話力と言えるくらいにコミュニケーションで必要不可欠なもの。語彙力は子供のころからの習慣でとても差が出るものですが、語彙力を身につけるのに難しいことは何もありません。
語彙力はちょっとした子供ころからの習慣で大きく差が出るものです。お子さんの将来のためにも、親御さんが意識して会話をしたり、一緒に本を読む習慣を身につけたり、ぜひお子さんと一緒に楽しみながら語彙力を高めてください。
参考
ついに子どもたちにも「語彙力」ブーム到来! 語彙力格差に負けないためにできること|こどもまなびラボ
語彙力のない子供たち!語彙力アップのために親ができる9の事|チャイビ
「語彙力」の意味!使い方や語彙力アップの方法を解説|Career Picks
語彙力がない人の6個の特徴と鍛える方法|生活百科
語彙力がない人の特徴やある人との違い!語彙力を高める方法も解説!|みんなのお金ドットコム
語彙力がない子は「全教科の成績」が伸びない 東大生が断言!「問題文が読めない子」も多い|東洋経済オンライン