子供はいつまでサンタクロースを信じる?
子供は物心がついたころからサンタクロースを信じていることがほとんどですが、いったいいつまで信じているものなのでしょうか? @niftyニュースがおこなった調査によると、4〜6歳ごろまでサンタクロースを信じていたという人が最も多く、続いて「最初から信じていなかった」という人が多いことが分かりました。
幼児期の終わりごろから小学生中学年ごろにかけて、論理的に考えられるようになり、懐疑心を抱くようになります。そのため、サンタクロースの矛盾点に気がついたり、年上の兄弟や友達からサンタクロースは存在しないことを告げられて、サンタクロースの存在に疑問を持つようになっていきます。
さらにプレゼントの隠し場所やラッピングを見破ったり、プレゼントが置かれる瞬間を目撃したり、自分が書いたサンタクロースへの手紙を発見したりし、「サンタクロースは本当は存在せず、ママやパパだったのだ」という真実を知るようになるようです。
参考
サンタの存在、いつまで信じてた?多いのは「4歳~6歳」まで|@niftyニュース
サンタクロースの正体は明かすべき?
子供の年齢にもよりますが、サンタクロースの正体を明かすべきかどうか悩むところでしょう。ここでは、子供の夢を大切にしながらできるサンタクロースの正体の伝え方をご紹介します。
未就学児から小学校低学年の場合
未就学児や小学校1・2年生には、サンタクロースの正体は秘密のままにしておきましょう。まだまだおとぎの世界、夢の世界を信じて良い年齢です。年上の兄弟や年上の兄弟がいる友達にサンタクロースの存在を否定されることもありますが、ママやパパがその存在を信じていることを力説しましょう。
子供の疑問に答えてくれるようなサンタクロースに関する本を読んであげるのも良いでしょう。絵本に関しては、下記の記事を参考にしてみてください。
子供におすすめのクリスマス絵本12選!読み聞かせやプレゼントに
小学校中学年の場合
小学校3・4年生あたりから、サンタクロースの正体に勘づき始める子供が多いとされています。まだサンタクロースを信じていたいという気持ちも持ち合わせている時期でもあるので、この年ごろの子供はまだサンタクロースを信じていても良いのではないでしょうか。
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が『ノーラッド・トラックス・サンタ(NORAD Tracks Santa)』として、毎年サンタクロースを追跡しています。公式サイトが毎年12月1日から利用できるようになり、12月24日のクリスマス・イヴの夜から行っているサンタクロース追跡の様子を動画で中継します。こちらのサイトや動画を見せてあげれば、サンタクロースの存在を疑い始めた子供でも信じ続けることができるのではないでしょうか。
小学校高学年の場合
小学校5・6年生にもなると、ほとんどの子がサンタクロースの正体を知っているようです。聞かれた場合は正直に答えてあげ、信じているならそのまま信じさせてあげましょう。
いずれは誰もがサンタクロースの正体を知ることになります。中学生くらいまで信じさせてあげても悪いことではありません。むしろそこまで信じ続けさせてあげる方が難しいでしょう。
サンタクロースの正体を伝えるときは、毎年プレゼントを贈っていたのはママとパパであることを話してあげましょう。また、サンタクロース誕生の話も聞かせ、ほかの人たちへの思いやりや真心を持つことの大事さも伝えてみてはどうでしょうか。