問題解決学習の具体例
問題解決型学習における6つのステップ
問題解決学習は、以下の6ステップで授業を進めていきます。1つひとつのステップにおいて、子どもたちが能動的に動き、議論し、問題を解決に導くための方法を学びます。
①問題に出会う(テーマを決める)
②どうしたら解決できるのか実践的・論理的手法によって考える(解決策を考える)
③相互に話し合い、何を調べるのか明確にする
④自主的に学習する
⑤新たに獲得した知識を問題に適用する
⑥学習したことを要約する
(引用元:問題解決型学習・PBLとは?課題解決力で「生きる力」を育む学習法|キャリア教育ラボ
問題解決型学習における2つの教育法
テュートリアル型
1つの課題に対して仮説をたて、仮説を課題解決型学習における6つのステップにそって検証していく方法です。
架空のシナリオを設定して、それを元に課題解決型学習を行うため実施が容易な教育法です。
実践体験型
課題を実社会の中に設定し、民間の企業など実際の社会組織に入り込みながら課題解決型学習における6つのステップを踏んで検証していく方法です。
大学のゼミが地域の中小企業と共に地域課題を解決するプログラムなどがあります。
まとめ
近年、教育現場では「問題解決学習(PBL)」が注目されており、生徒の学習に取り入れる大学や高校、専門学校も増えています。自分で生き抜く術を身につけるためにも、「問題解決学習(PBL)」を積極的に採用し、能動的に学べる環境作りを大切にしましょう。
参考
学校教育における「問題解決」する力の育成|園田学園女子大学
課題解決型の学習に関する学習指導要領の記述等|文部科学省
主体的に学ぶ態度を養う 問題解決能力を育てること|ぶんけい
問題解決型学習・PBLとは?問題解決力で「生きる力」を育む学習法|キャリア教育ラボ