0歳児に効果的な室内遊びとは?すぐに使えるツールもご紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

0歳児ってどんなことができる?

0歳は成長が一番早い年齢といっても過言ではないでしょう。生まれてから1年の間に、子供はものすごい速さで成長します。そんな0歳児ですが、いったいどのくらいの運動能力や視力があるのでしょうか? 室内遊びをするときにぜひこの2点を考慮してください。

運動能力

0歳の赤ちゃんは3ヶ月から4ヶ月くらいで首が座り、5ヶ月から6ヶ月ほどで寝返りをするようになります。その後はお座り・ハイハイ・つかまり立ち・一人歩きまで、とても多くの運動能力を身に付けます。ただし、これには個人差があるので、自分の子供の成長スピードに合わせて、どんな遊びが良いのかをチョイスしてください。

視力

5ヶ月くらいまでの子供は、ハッキリと物が見えません。なんとなくぼんやりとした輪郭などがわかる程度ですが、6ヶ月頃には人の顔が識別できるようになります。また1歳を迎えるころには視力も0.2くらいとなり、細かいものもわかるようになります。動く範囲や見えるものにとても差があるので、ある程度の知識を持った上で、どのような遊びが適しているのかを選択する必要があります。

月齢別・0歳の室内遊びを紹介

月齢別・0歳の室内遊びを紹介

0歳児は月齢によって、運動能力や見える範囲がことなります。ここでは、月齢ごとにどんな室内遊びが良いのかをご紹介します。

1ヶ月

おむつ替えや着替えのときなどに、赤ちゃんの機嫌が良ければ、思い切りスキンシップを楽しみましょう。おなかをちょんちょんとつついたり、くすぐったり、なでたりしてあげましょう。肌が触れ合うことで、赤ちゃん に安心感を与えられる効果もあるようです。

2ヶ月

まだまだ抱っこの多い時期の赤ちゃんですので、機嫌が良いときを見計らって、抱っこしながら音楽に合わせてゆらゆらと揺れてみましょう。まだ首がすわっていない時期なので、頭を支えて、ゆっくりと行うのがポイントです。

3ヶ月

聞く力が大きく発達してくるのがこの頃です。赤ちゃんを寝かせ、音の出るものを持っていろいろな角度から音を鳴らしてみましょう。赤ちゃんが音のなった方を向いたら声をかけてあげてください。あまり大きな音は赤ちゃんが驚いてしまうので、ガラガラなどのおもちゃを利用するのが良いでしょう。

4ヶ月

首がすわるようになるので、うつ伏せで頭を起こすことができるようになります。パパやママのお腹の上に赤ちゃんをうつぶせで乗せて、身体を左右に揺らしてあげると、赤ちゃんはとても喜びます。

5ヶ月

身体をねじって寝返りをするような仕草が出始めるころです。お布団やマットの上などで、身体をねじる様子が見られたら、寝返りを助けてあげる運動をしてあげましょう。

6ヶ月

不安定ながらもお座りができるようになり、いないいないばぁをとても喜ぶ時期です。手だけではなくタオルを使ったり、赤ちゃんの大好きなおもちゃを使ったりと、いろいろないないいないばぁをしてあげてください。

7ヶ月

お座りがちゃんとできるようになり、体つきがしっかりとしてきます。体を使った大きな動きの遊びが大好きで、高い高いなどををとても喜ぶ月齢です。頭をぶつけたり、手を滑らせたりしないよう注意してください。

8ヶ月

ずりばいなどで、自分の興味のある方へ体を動かそうとします。この時期にとても喜ぶのが鏡です。始めのうちは自分の顔を認識できないこともあるので、パパやママと一緒に鏡に映っている表情などを楽しみましょう。

9ヶ月

ハイハイをする子供が多くなる時期です。後追いなども始まります。積んであるものを崩したり、形が変わるのをとても楽しく感じます。まだ積み木などを積むことはできないので、落としても危なくない材料で、パパやママが積んであげてください。

10ヶ月

ハイハイの速度が速くなり、つかまり立ちをする子供も増えてきます。この時期はパパやママとの追いかけっこが大好きです。パパやママもハイハイで、「待て待て」と追いかけっこを楽しみましょう。

11ヶ月

大人の言うことの多くを理解できるようになり、伝い歩きをできるようになる子供もいます。テーブルの周りなど、伝い歩きできるところで、追いかけっこをしてみましょう。ふいに転んで頭などをぶつけたりしないように注意してください。

12ヶ月

自分が体を動かすことで、何かが変化するのをとても楽しめる時期です。ボールを転がしたり、玉落としなどの遊びにとても興味を持ちます。