子供との春休みのおすすめの過ごし方
新学期・新年度が始まるまで、どのように春休みを過ごそうかと考えるママやパパは多いのではないでしょうか? 家でダラダラして過ごすのもいいですが、せっかくなので有意義で充実した休みを過ごすのも良いでしょう。ここからは、子供と過ごすおすすめの春休みの過ごし方をご紹介していきます。
新学期に備える
春休みが終わるとすぐに新学期が始まります。進級したり、担任の先生が変わったり、クラス替えがあったりと、子供にとってはドキドキ・ワクワクするときです。そんな新学期を楽しく迎えるためにも、春休み中に準備をしておきましょう。以下に春休みの内にしておきたいことをいくつかあげるので、参考にしてみてください。
- ノートや鉛筆、消しゴムといった文房具を確認し、必要があれば購入する
- 制服や上靴のサイズを確認し、必要があれば購入する
- ランチクロス、給食袋、体操着袋を揃える
- 必要書類を記入する
- 持ち物に記名する
準備をするときはママやパパだけで行わず、なるべく子供にやらせてあげてください。「自分のことはできるだけ自分でする」という意識を促すことができます。ママやパパは見守るようにし、子供が困っているときにサポートしてあげましょう。
物を揃えるほかにも、新学期のスケジュールに慣れるために早寝早起きする練習や、時間までに朝ごはんを済ませる練習、未就学児は衣服の着脱の練習などもあわせてすると良いでしょう。
家のことを一緒にやる
子供の自由時間が多い春休み中は、家事を手伝ってもらいましょう。掃除や洗濯、ベッドメイキング、お風呂洗い、食器洗い、ごはん支度など、子供できそうなことを教え、やるようにお願いしてみます。年齢に適した作業は、子供に完全に任せてしまいましょう。引っ越しがあるご家庭では、引っ越しの準備を手伝ってもらうのも良いです。
お手伝いをしてくれたときは、子供にお礼を言うことを忘れないようにします。「〇〇(子供の名前)、ありがとう!〇〇が△△(家事の内容)してくれて、ママ(パパ)はとっても助かったし、とっても嬉しいよ。」のように、何に対して感謝をしているのか、またどう思ったのかを具体的に伝えてあげましょう。その方がママやパパが何に感謝して褒めているのかをはっきりと認識することができ、子供のモチベーションが上がります。くれぐれも「やって当たり前」という態度は取らないようにしたいものです。
勉強する
春休みは夏休みや冬休みとは違い、宿題や工作・自由研究といった課題はありませんが、それまでに学習したことを復習する絶好のチャンスです。問題集やドリルなどを活用し、苦手だった分野や教科を中心におさらいしましょう。1日中勉強するのは苦痛なので、「1日最低30分」や「1日ドリル1ページ」のように勉強のペースを決めると取り組みやすいでしょう。
子供がやった問題集やドリルの丸つけをしたり、分からなくて困っているときは手助けしてあげましょう。答えは出さずにヒントを与えたり、解き方を教えてあげるようにし、なるべく子供が自力で問題を解くように促してあげてください。
また、ママやパパも一緒に読書をしたり、勉強をしたりすれば、子供にとって良いサポートとなる上に、学習しやすい環境を整えてあげられます。子供が勉強に対するモチベーションを上げたり、保ったりもしやすくなるでしょう。
旅行に行く
春は人事異動や引き継ぎ、送別会、引っ越しなど、親も忙しい時期ですが、新年度に向けて特別な準備が必要ないのであれば、旅行がおすすめです。旅行はいつもとは異なる非日常を体験でき、子供の創造性や感性を高め、心の成長を促すことができます。親子や家族と長い時間をともに過ごすことで、心も通いやすくなります。春休みを楽しむためにも、ぜひ旅行へ行ってみてください。
最後に
3月下旬から4月上旬までと短い春休みは、他の長期の休みとは違って宿題や課題もありません。毎日学校に通い、中には塾や習い事にと忙しい子供もいることでしょうが、春休みはそんな風にいつも頑張っている子供の息抜き期間であってもいいのかもしれません。ダラダラ過ごすのも良し、お手伝いや勉強をして過ごすのも良しとし、メリハリがあってバランスの取れた生活ができると良いでしょう。
参考
参考資料5 文部科学省「学校における休業日について」関係資料|内閣府
学習指導要領「生きる力」Q&A|文部科学省
小学校の教育課程に関する基礎資料|文部科学省
【子どもの春休み】お金も節約! 楽しくて暇にならない過ごし方|Belle mer
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