子供に様々な遊びを経験させたいと思う親がいる中で、外遊びに三輪車を使わせてあげたいと考えている親も多いはずです。でも三輪車は実際には何歳頃から乗せても良いのでしょうか? また、三輪車を購入するにあたって、どんな三輪車を選んだら良いのかというポイントはあるのでしょうか? 今回はみんなが子供を三輪車に乗せ始める年齢や、三輪車の選び方、遊ばせる時の注意点などをご紹介します。
もくじ
いつから乗れる?三輪車で遊べる年齢
子供が立ったり歩いたりし始めたら「そろそろ三輪車に乗せても平気かな?」と思い始める親もいるはずです。みんなは一体子供がどのくらいの年齢から三輪車に乗せているのでしょうか? そして、実際には何歳から乗せてもよいものなのでしょうか?
みんなは三輪車に何歳から乗せている?
実際に世の中の親たちは、子供が何歳頃から三輪車に乗せて遊ばせているのでしょうか? 早い人だと、1歳から乗せるて遊ばせている親もいるようです。「1歳のお誕生日におばあちゃんからプレゼントしてもらった」という子供もいる一方、2歳や3歳になってから乗り始める人もいます。
小児保健研究が2010年に掲載している「気質の発達と遊び・なだめ方」という調査研究の中で、三輪車で遊び始めている年齢のデータがあります。ここでは24~29ヵ月齢(2歳~2歳半)の子供だと三輪車で遊んでいる子は0人ですが、2歳半を過ぎた30~36ヵ月齢(2歳半~3歳)だと4人が遊び始めています。
1歳という比較的早くから遊び始めることが可能な一方、2歳半を過ぎてから遊ばせる人もいるようです。
乗せ方によって乗れる年齢も違う
実は1歳だとまだ「三輪車をこぐ」という動作を行うことが子供にはできません。それではどのように遊ばせるのかというと、手押し用の棒を親が押してあげて、本当に「乗っている」だけの状態で遊ばせることが多いようです。
三輪車の本来的な遊び方である「こぐ」という動作は体のバランスを取らなければならない難しい動作のため、早くとも2歳半頃にならないとできないことが多いようです。よって、子供が1~2歳くらいのうちは親が押してあげたり、「こぐ」ことはできなくても三輪車にまたがって地面を蹴って遊ばせることはできるでしょう。
三輪車を買う時は「対象年齢」をチェック
前述したように、乗せ方によっては乗れる年齢もかなり違ってきます。なので、子供が1歳の時に手押し要の棒がついていない三輪車を購入してしまうと、子供が楽しんだり安全に遊ばせることが難しくなる可能性があります。自分の子供にどの三輪車を買ったらよいかの詳細は後述しますが、必ずその三輪車の「対象年齢」をチェックするようにしましょう。
中には「1歳から」となっているものもありますので、早くから三輪車に乗せてみたい方は購入の際には必ず対象年齢を確認するようにしましょう。