子供部屋を作るときに気をつけたいこと
子供部屋のメリットについてこれまで紹介してきましたが、子供部屋を作るときに気をつけたいポイントもいくつかあります。せっかく子供の成長に合わせて子供部屋を作っても、子供部屋のデメリットについて理解が足りないと、子供の学習能力や性格にも影響を与える可能性があります。
ゲーム依存にならないようにする
周囲の友達の影響を受けて、ゲームに夢中になる子供も少なくなりません。そこで子供部屋のデメリットとして考えられるのが「ゲーム依存」です。子供は自分の部屋を持つと、部屋の中に自分の好きなものを持ち込もうとするため、テレビやゲーム機を子供部屋に置きたいと主張することもあるかもしれません。
親が見ていない時間は好きなゲームを長時間やったり、漫画を読んだりしても怒られることがないため、子供にとっては自分専用の部屋が都合良いと考える側面もあります。子供部屋を設けるときは、少しでも様子を見に行ったり、ゲーム機やテレビは共同スペースに置くようにルールを決めるなど、親の配慮が必要になります。
過ごしやすい空間を意識する
子供が勉強に集中するためには、勉強机の高さや照明、クーラーや暖房設備などの条件など、子供が快適に過ごす空間を作ることが重要です。夜間に勉強する時間が増えてくると、照明が暗いことによって視力低下につながり、せっかくの子供部屋も有効的に使うことができなくなってしまいます。子供部屋の設備については、子供と定期的に話し合いながら調整するようにしましょう。
コミュニケーションはしっかりととる
子供が部屋にこもりがちになってしまうと、家庭内のコミュニケーションもしづらくなってしまいます。ご飯を食べる時間はしっかりと守るようにするなど、家庭でしっかりとコミュニケーションができる機会を設けるようにし、なるべく親子の会話も減らさないように意識してみましょう。
子供部屋は子供の成長に合わせて作ろう
親の子離れと子供の親離れはいつかは必ず来ると言われています。子供部屋について検討するときは、子供の意見もしっかりと聞きながら、子供の成長に合わせて与えるようにしましょう。子供が快適に過ごせる子供部屋を親が与えることで、子供の成長を実感し、家族の絆もより深まることになるでしょう。
参考
成長に合わせた子ども部屋づくり 5つのポイント|日経DUAL
【実態調査】子ども部屋はいつから必要? 一人部屋のメリット・デメリットとは|東京ガス ウチコト
リビングvs子ども部屋でメリット・デメリット比較!「勉強しやすい環境」の作り方とは?|東京ガス ウチコト
子供部屋っていつから必要?個室デビューのプロセスを早稲田大学の佐藤先生に聞いてきた|CHINTAI情報局