誰でもできる記憶力の訓練法
記憶力の訓練法は意外に簡単で、誰にでも実践できます。子供も大人も気軽に取り組めるので、ぜひ試してみてください。
覚えたことを書き出す
覚えたことは脳に記録されますが、記憶力を高めるには文字にして書き出すことが有効です。頭のなかにある情報を文字にすることで、目から文字として情報が入り、より記憶に残りやすくなります。
語呂合わせで覚える
記憶として残しておきたいことや暗記したいことがあるときは、語呂合わせで覚えるのも効果的です。例えば、
- いい国つくろう鎌倉幕府(1192年)
- ひどく悩み、仲直り(1973年・日中平和友好条約)
など、語呂は自分が覚えやすいものを使うとさらに覚えやすいです。
イメージと単語を結びつけて覚える
頭のなかでイメージを思い浮かべ、それに結びつけて覚えることで記憶力は鍛えられます。語呂合わせと似た部分もありますが、楽しく覚えられます。
例えば、1192年に源頼朝が征夷大将軍になったことを覚えるのに「いい国つくろう鎌倉幕府」と語呂合わせで覚えますが、このとき、人々がいい国を作ろうとして奮闘したイメージを結びつけるとより記憶に残りやすくなります。イメージは自分が覚えやすい設定でいいので、自由な発想で楽しく覚えられます。
ストーリーを作って覚える
単語や覚えたいことをストーリー仕立てにして覚えるのも効果的です。ストーリーも自分が覚えやすいように自由に組み立てるといいでしょう。例えば、はさみ・電話・猫・雪という単語を覚えるとき、「紙をはさみで切っていたら、電話が鳴って話をしていると猫が膝に乗ってきた。話が終わって窓の外を見ると雪が降っていた」というようにストーリーを作るとすべての単語がスムーズに記憶できます。単語が多いほどストーリーにすると覚えやすくなります。