体育祭は中・高生活のメインイベントと言っても良いでしょう。祖父母が来て一緒に観戦するというご家庭もあるでしょう。体育祭の種目について、どんな種目があるか知っていますか。借り物競争や応援合戦など、みんなの人気の定番競技種目を知って、当日も親子で盛り上がりましょう。
人気競技種目
体育祭ならではの、人気の競技種目についてご紹介しましょう。
リレー
体育祭の競技の中でも、リレーは特にクラス全体が一丸となって盛り上がれる競技です。クラス全員が参加して行う形式のものと、選抜されたメンバーが行う形式のものがあり、どちらも連帯感が生まれます。バトンを渡す技術次第で結果も大きく変わるため、単に早ければ勝てるわけではないという点も面白味の一つです。
二人三脚リレー
まず各チームが2人1組となって並んで肩を組み、足を紐などで結びつけます。「ヨーイドン!」の合図でそのままほかのチームと一緒に、一斉にスタートをして走り出します。肩を組み足を結ぶことでお互いの体の自由が制限されているため、なかなかまっすぐ走ることも難しく、一緒に転んだりぶつかったり、ハプニングが続出して盛り上がる競技です。
キャタピラーレース
こちらも人気の種目です。まず大きな段ボール紙などの丈夫な厚紙を丸めて端と端をとめて、戦車のキャタピラのように丸めます。そしてその紙の筒のなかに、人間が1人入ります。段ボール紙を下にして座れば競技開始ですが、合図に伴って各人レースが開始されます。競技中は段ボール紙によって前の視界が塞がれているため、どこに進むべきか分からず、別のキャタピラーとぶつかったり誤った道に進んだりして、観客の笑いを誘います。誰よりも先にゴールした人が勝ちになります。盛り上がることは盛り上がりますが、砂煙なども出るので目や周囲の汚れに注意しましょう。
借り物競争
テレビや漫画などでも体育祭の目玉としてよく登場する競技です。競技開始の合図とともにレースがスタートし、まずは走ってそれぞれの借り物が書かれた紙を引きに行きます。この借り物の定番としては「好きな人」、「校長先生」、「親友」あたりでしょうか。レースにゴールインしてから、借り物は何だったのかが発表されるときも、盛り上がる瞬間です。自分の子供は何を借りるのか、観客もハラハラしながら見守ることができる、人気の競技です。