ダンス
中学校ではダンスがカリキュラムに含まれた影響で、ダンスを体育祭に取り入れ発表をする学校が増えています。ダンスのテーマから生徒たちに選ばせて極力先生は関わらないようにすることで、生徒たちの自主性を育てるところもあります。
また、高校生ともなれば、部活動でダンスをしている生徒たちもいますので、チーム対抗でダンス合戦を行ったりもします。ダンスの衣装も手作りで作成するなど、非常に完成度の高い種目になるでしょう。
大縄跳び
クラス全体が同時に参加できる種目はどれも盛り上がりやすいですが、大縄跳びはただ盛り上がるだけでなく、事前の練習の成果の発表も兼ねています。誰か一人が上手ければできるものではないため、団結力が試されるでしょう。飛ぶことばかり注目されがちですが、回す役もとても重要で、先生が担当する場合もあります。観客も、カウントの声掛けで参加することができるため、一緒に緊張感を味わえる人気種目です。
応援合戦
こちらも体育祭の花形と言ってよいでしょう。赤組・白組が対抗して行う、応援合戦です。各チームの団長が声を張り上げ、みんなで一斉となってチームへのエールを送ります。応援団の団員たちはたいてい学生服を着用し、彼らが団旗を掲げる姿はやはり胸惹かれるものがあるでしょう。これまでは男子が団長を勤めることが多かったものの、最近は両団長ともに女子がしている年もあり話題にもなりました。体育祭当日のために応援団一体となって行う練習には、発声練習や走り込みなど、肉体的にハードなものがありますが、それでも人気があるのはそれだけの価値があるということでしょう。観客、団員どちらにとっても当日の勇姿は思い出深いものであり、大人になって「体育祭の思い出」として挙げられることの多い種目です。
まとめ
体育祭の人気種目についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。中学・高校ともなれば体つきも大人顔負けになっていきますので、競技も迫力のあるものでしょう。ダンスや借り物競争のように、小学校ではなかなかし辛い種目もあるでしょう。どのようにして盛り上がるかというところも大事ですが、チームと一緒に頑張る子供の姿を精一杯応援しましょう。