中学の英文法は、初歩的なものが多いですが、得意な人もいれば不得意な人もいるので、参考書や問題集の種類も様々です。こちらの記事では、得意な人向け・苦手な人向けにわけて、おすすめの参考書と問題集をご紹介します。また、2021年からスタートする中学英語の変更点についても解説します。
中学英文法が得意な人向けのおすすめ参考書・問題集4選
中学英文法が得意な人向けのおすすめは、以下の4冊です。
『中学英語 自由自在 基礎から難関校受験まで』(増進堂・受験研究社)
中学英語の文法などの内容全般を網羅した構成なので、予習復習から受験対策まで汎用性のある参考書です。また、初級・中級・上級の3ステップ式で取り組めるようにまとめられているのがポイント。英語が得意な中学生にも対応しています。
『くもんのハイレベル中学英語』(くもん出版)
中学の課程で学ぶ英文法の表現力をつけるという観点で、独自に構成された内容になっています。文法的な知識が表現する力となって定着するよう、ステップ式で展開されています。ページ構成は、左のページが問題集、右のページが解説書の見開きとなっているので、使いやすさも抜群です。加えて、ハイレベルな問題や発展レベルの学習内容も含まれているので、国立および難関私立高校の入試対策として活用できます。
『最高水準特進問題集 英文法・英作文』(文英堂)
英文法や英作文のレベルが高く、かつ学習指導要領の領域を超えた難問も掲載されており、詳しい解説も付いています。現在リリースされている問題集は、新学習指導要領に対応しています。
『英文法 難関攻略20選』(東京学参)
英文法の力をブラッシュアップする内容が盛り込まれており、文法の総まとめからハイレベルな問題まで幅広く取り扱っています。ほかにも難関校入試に出題される構文が掲載されているので、この1冊があれば試験対策として大変心強いでしょう。
中学英文法が苦手な人向けのおすすめ参考書・問題集6選
中学の英文法が、苦手な人向けのおすすめは次の6冊です。いずれも分かりやすく、ていねいに取り組める内容になっています。
『1回読んだら忘れない中学英語』(KADOKAWA)
2019年6月に初版をリリースした参考書です。150点以上のイラストで、時制や助動詞などの英文法の使い方やポイントを分かりやすくまとめているのが魅力でしょう。加えて、個性派講師によるやさしい解説も嬉しい1冊です。
『これでわかる英文法 中学1~3年』(文英堂)
参考書と問題集が一緒になった構成です。新学習指導要領にも対応。解説を読むことで理解をより深め、要点をマスターしたらすぐ問題練習に取りかかれるので、効率良く学習を進めることができます。また、 学校の定期テスト対策にも対応しており、予想問題も掲載されています。
『新装版 英文法のトリセツ じっくり基礎編』(アルク)
著者が、高校時代の英語偏差値が40前後だったエピソードを持っていることもあり、極めてていねいで親切な説明が掲載された1冊です。英文法の基本中の基本にウエイトを置いているのがポイントです。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研教育出版)
ベストセラー「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズの英文法バージョンです。中学3年間のすべての英文法を網羅した構成となっており、基礎から総復習したいという人におすすめです。ほかにも、監修に携わった山田暢彦先生による無料の解説授業動画や、英文の読み方が分かるCD2枚が付いているので、正しい英文法を学べます。
『くわしい英文法 中学1~3年 新訂版』(文英堂)
中学3年間で学習する英文法をメインにした、詳しい解説を掲載した日常学習向けの参考書です。カラー写真や図版を豊富に取り入れることで、重要事項を分かりやすく表示しており、効率良く勉強できます。英会話&熟語集が 別冊付録として付いてきます。サイズはA5版。バッグに入れてもかさ張らないので、持ち運びに便利です。
『カゲロウデイズで中学英文法が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)
「中学英文法」を、メカクシ団のマンガと会話で、小説を読む感覚で一気に学べる内容になっています。監修は、東進ハイスクールの大岩秀樹先生。漫画イラストは、はくり氏による全編描き下ろしとなっています。巻末の袋とじ漫画も忘れずにチェックしましょう。