1歳児と手遊びを楽しむコツ・定番の手遊び歌をご紹介! - cocoiro(ココイロ)

1歳児と手遊びを楽しむコツ・定番の手遊び歌をご紹介!

手遊びは指や手だけでなく、全身を使って遊びます。手遊びが子供に与える効果は多く、コミュニケーションスキンシップになって親にとってもメリットがあります。1歳になる頃には子供も手遊びができるようになります。1歳児でも楽しめる手遊びと手遊びのコツをご紹介します。

手遊びを取り入れる効果

手遊びを取り入れる効果
手遊びは生後3ヶ月の赤ちゃんにもできる簡単な遊びです。1歳になるとお母さんをまねして、子供も自分で手遊びができるようになります。手遊びは手や指だけでなく、全身を使うので子供の成長に役立つ効果が期待できます。1歳児の手遊びにはどのような効果があるのか、具体的に見ていきましょう。

コミュニケーション能力が育つ

手遊びは1人でも遊べますが、たいていはお母さんや保育園の先生、友達と一緒に遊びます。まだ上手に歌えなくても、そばにいる大人が歌うのに合わせて同じ動きをしようとします。これによって人と合わせるという協調性が養われます。一緒にいる人と呼吸を合わせて楽しむので、コミュニケーション能力も身につきます。

歌を通じて言葉の発達を促す

手遊びの歌には、さまざまな言葉が出てきます。キラキラやポンポンなど初めて耳にする擬態語は、1歳児でも覚えやすい言葉が多いので歌を通して言葉を覚えていきます。最初は意味が分からなくても大丈夫です。何度も繰り返すことで、自然に意味を理解できるようになります。

手や体の動かし方が覚えられる

1歳になるとだいぶ体もしっかりしてきますが、まだ日常生活での動作は限られています。手遊びで使う動きは、日常生活では行わないような動作も含まれます。遊びながら体の動かし方を覚えられるのも手遊びのメリットといえるでしょう。最初は上手にできなくても、大人の動きをまねて体の動かし方を覚えます。指や手を使った細かい動きも多いので、手先が器用になる効果も期待できます。

リズム感が身につく

手遊びは歌に合わせて踊るので、リズム感が身につきます。最初はお母さんや保育園の先生、CDの歌に合わせてまねをするだけですが、そのうち自分で歌を歌いながら踊れるようになります。リズム感が養われることで、テンポ良く会話したり柔軟性が身についたりというメリットも生まれます。

手遊びは子供が楽しみながら遊ぶので、子供にとっても理解しやすく成長にも好影響を与えてくれます。

1歳児の手遊びをもっと楽しむポイント

1歳児の手遊びをもっと楽しむポイント
1歳児は赤ちゃんの要素が残っているので、子供目線が大切です。1歳児と手遊びをするときに覚えておくと役に立つポイントをご紹介します。

手を大きく動かす

手遊びは歌によって動きは決まっていますが、少し大げさなくらいに動かす方が子供は喜びます。またまねもしやすいです。このとき、表情にもメリハリをつけるといいでしょう。一緒に遊ぶお母さんや先生が楽しそうにしていれば、子供も興味を持って楽しく遊べます。

同じ歌と動きでも、メリハリをつけると気分が変わるので子供が興味を持ちやすくなります。手の指を家族に例える手遊びのときは、お父さんとお兄さんは大きめに、お母さんとお姉さんは普通に、赤ちゃんは動きを小さくするなど登場人物によって動きを変えるのもおすすめです。

テンポを速くしたり遅くしたりする

手遊びは歌を歌いながら、歌に合わせて手や体を動かしていきます。最初はまだ歌と同じペースでできないので、お母さんや先生がゆっくり歌ってそれに合わせて体を動かしましょう。CDを使わずに歌うので、子供に合わせてテンポを調節できます。

手遊びによっては、徐々にテンポを早くしていくものもあります。この場合、子供が基本的な動きを覚え、普通のテンポに合わせて動けるかを確認しましょう。レベルに合わせてテンポを変えると、子供にとって新鮮なので興味を持ってもらいやすくなります。

子供の好き嫌いを尊重する

1歳児は好き嫌いがはっきりしてくる時期です。大人が楽しいと思って選んだ手遊びを、子供が気に入るとは限りません。苦手な動きがあったり、お気に入りのキャラクターや動物が出てこなかったりすると、興味を持たないので誘っても嫌がることがあります。

せっかくの楽しい時間を嫌な時間にしてしまうのはもったいないので、できるだけ子供が興味を持つもの、子供が好きなキャラクターや動物が出てくる手遊びを選ぶのもポイントです。ここは大人目線と子供目線の違いが大きく出るところです。手遊びをする目的は子供が楽しむことなので、できるだけ子供の好き嫌いを尊重してあげてください。