1歳児と手遊びを楽しむコツ・定番の手遊び歌をご紹介! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

保育園で定番の1歳児向け手遊び歌

手遊びは自宅でも気軽にできますが、保育園に通う子供にも大人気となっています。保育園では定番となっている手遊び歌をご紹介します。1歳児でも十分楽しく遊べる内容です。

はじまるよ

絵本の読み聞かせや手遊びなどの導入としておすすめなのが、この「はじまるよ」です。これから始めることに対して子供が注目するように毎回この手遊び歌を歌うことで、習慣づけさせることができるでしょう。「はじまるよ」という言葉に合わせて拍手を繰り返す動作と、指を一本ずつ増やしていく動作のパートに分かれていますが、どちらもとても簡単で、気軽に行えます。指の本数に合わせて動物の名前を歌う部分は、子供の興味に合わせて別の動物にしたり、職業やキャラクターの名前に変えるなどのアレンジも可能です。

ひげじいさん

両手でこぶしをつくり、「とんとんとんとん」という歌詞に合わせてグーを上下に交差させます。最初のひげじいさんは顎にこぶしをあてて、次に頬にこぶしをあててこぶじいさん、鼻にあてててんぐさん、目にあてて眼鏡さんを表します。最後は手を上げて振ってキラキラ星を表し、手を膝に置きます。

動きはどれも簡単で、1歳児にもできます。ペースを変えて最初は普通に、2回目はちょっと悲しそうな顔で、3回目は思い切り楽しそうに、など表情や声のトーンを変えると同じ動きでも気分が変わって楽しめます。

いっぽんばしこちょこちょ

赤ちゃんにもできる手遊びとしても知られています。1歳児の場合はお母さんが最初にお手本を見せてあげるといいでしょう。手のひらを上にして「いっぽんばしこちょこちょ」で手のひらをくすぐります。「叩いてつねって」では叩いたりつねったりするまねをして、最後に人さし指と中指を使い「階段上ってこちょこちょ」で階段を上るように指を動かしながら上り、最後にこちょこちょと体をくすぐります。

手を取り、体をくすぐるという動きはスキンシップになりますし、くすぐるときに子供は大喜びします。子供の番になったら、くすぐられるときに思い切り笑うととても喜ぶので、子供が飽きずに手遊びができます。0~2歳児まで長く遊べるのもポイントです。

らららぞうきん

ぞうきんがけをするイメージの歌です。両手をパーにして「らららぞ~きん」の1回目は右手、2回は左手、3回目は両手でワイパーのように左右に動かし、「拭きましょう」でもう一度、左右の手をワイパーのように動かします。「ゴシゴシ」ではパーのまま上下に動かし「拭きましょう」で、ぞうきんで壁を拭いているような動きをします。

2番目はぞうきんを洗います。「らららぞ~きん」までは同じ動きで、洗うときの「パシャパシャ」は親指を立てて上下に動かし、「ジャブジャブ」では親指を立てて左右に動かしぞうきんを洗っている動きをします。

3番目は洗ったぞうきんを絞ります。絞るときの「ギュッギュ」という歌詞に合わせて絞るまねをします。ぞうきんをテーマにしているので、掃除の仕方を覚えるのに役立ちます。ぞうきんを縫ったり、洗って干したりするバージョンもありますので、シチュエーションに応じて遊べます。

ゆらゆらふねさん

手や指の遊びだけでなく、全身を使った大きな動きを見せたい時には、この「ゆらゆらふねさん」がおすすめです。両手を広げて大きく揺らす動作自体は、大人も子供も行いやすい単純なものですが、なるべく大きく動くことで、子供の好奇心をより刺激することができるでしょう。歌詞の中で魚の名前が使われている部分は、別の単語に変えやすい構成になっているので、ぜひ子供の興味のある生き物の名前に変えてみてください。

コロコロたまご

この手遊び歌の特徴は、言葉と動きが対応して変化しているところです。「コロコロ」「ピヨピヨ」「おりこうさん」などの単語にそれぞれ動きが当てはめられていて、ただ繰り返すだけの手遊び歌よりも少し難しい作りになっています。それぞれの動作自体は、両手を回したり人差し指を交互に上下させたり、簡単な動作ばかりですから、単純な手遊び歌に飽きてしまった子供にはこの「コロコロひよこ」がおすすめです。

いわしのひらき

「いわしのひらき」は、小さな動きと大きな動きが交互に出てきます。「ピュー」という言葉に合わせて大きく動くことで、子供もつられて真似したくなるような手遊び歌です。また、「いわしのひらき」の次に「にしん」や「さんま」などさまざまな魚の名前が登場するため、魚の種類に対する興味や知識を得るきっかけにもなるかもしれません。

一本指の拍手

「一本指の拍手」は、たくさんの手遊び歌のなかでも特に簡単です。一本から五本に立てる指を増やしていき、拍手の音の変化を子供とともに楽しむことができます。他の手遊び歌と異なり、動物や食べ物などが扱われているわけではないため、ただ身体を動かすこと自体を学ばせたい場合に適しているでしょう。拍手を「きかせてください」という歌詞が入っているので、親子でパートを分けて挑戦するのがおすすめです。

かばかば

「かばかば」は、いろいろな動物の名前が出てくる手遊び歌です。動きや言葉が他の手遊び歌に比べて簡単ではないため、子供と同時に行うよりも、親が子供に見せてあげるのがおすすめです。繰り返していくうちに、子供が興味をもつポイントが分かってくるかもしれません。テンポや全体の長さを変更しやすい構成になっているので、子供の反応に合わせてアレンジしてみましょう。

かみなりどんがやってきた

「かみなりどんがやってきた」は、「かみなりどん」に取られないように体を隠す、という内容の手遊び歌です。ただ手遊びをするだけでなく、物語になっている方が興味を持ちやすいという子供には、こちらが適しています。動画の中ではおなかを隠していますが、いろいろな場所に変えて挑戦させることができるため、難易度を調整しやすいでしょう。また、雷や雨などを過剰に怖がらないよう、この手遊び歌を安心させるために使うのもおすすめです。

まとめ:1歳児の手遊びはスキンシップに最適

手遊びは親子のスキンシップやコミュニケーションに役立ち、子供の成長にとってもメリットは多いです。1歳児にも可能な手遊びはたくさんありますが、子供が楽しく遊べることが大切です。定番の手遊びは子供にも人気なので、ぜひ覚えて試してみてください。

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