【美術館】情操教育に役立つ!親子でお出かけ - cocoiro(ココイロ)

子供一緒に行くなんて、と少し敷居の高いように思われることも多い美術館ですが、メリットはたくさんあります。ぜひ一緒に出かけてみましょう。

美術館に行くメリット

子供と美術館に行くときには、ぜひ事前にチラシやサイトなどで事前の心づもりをさせてあげてください。どのような所に行くのか、楽しみにもなるでしょう。子供と一緒に美術館に行くからこそ得られるメリットをご紹介します。

本物の美術に触れることができる

例えば絵画ではゴッホの絵の具が塗り重ねられた質感やスーラの点描の複雑さなど、書籍やインターネット上で見るだけでは画家がどのように1枚のキャンバスに向かったのかまでは伝わりません。美術館で本物に作品に触れる機会を持つことは、子供の情操を育てる上で高い効果を与えると言えるでしょう。

小学校に入学してから学習効果がある

小学校に入学すると、教科として美術を学習します。そのときに見慣れた作品が教科書に掲載していれば、子供と美術との距離感はぐっと近くなることでしょう。その作品を見た美術館や美術館に行ったときの行程の思い出も浮かぶかもしれません。学習に生身の体験から生まれる思いを加えることでより授業が楽しくなるでしょう。

親のリフレッシュになる

特に乳幼児期の子育ては親がつきっきりで面倒をみていることが必要で、24時間気が抜けないことが多いものです。好きなアーティストの作品であればもちろんですが、子供向けの展示内容であってもプロに用意されたサービスを受けることは日頃のストレスの解消になるでしょう。新たな気持ちで子育てに向かうことができるかもしれません。

社会性を養う

美術館への移動に使う公共交通機関や館内でのマナーなど、家族だけではない空間に身をおくことによって、子供の社会性を育成します。例えば最寄駅から電車に乗る場合、改札の通り方や列への並び方、車内でのマナーなど、子供が学ぶべきことはたくさんあります。一般的に美術館では私語を慎むことが多いですし、そういった機会は早いうちから体験してマナーを身につけておきたいものです。子供の社会体験の1つと思って行動しましょう。