【美術館】情操教育に役立つ!親子でお出かけ - cocoiro(ココイロ) - Page 2

美術館に行く時の注意点

親子で美術館に行くことにはメリットも多いですが、注意点もありますので必ず確認した上で出かけるようにしましょう。

乳幼児が入れない展覧会もある

それほど数は多くないものの、展覧会の内容によっては未就学児は入場NGのものもあります。6歳児以上など年齢で明確に規定しているものもあります。案内には明記しているはずですので、必ず事前に確認しておきましょう。

もしもの用意をする

怪我をしたときの絆創膏や転んだときに冷やせるものなど、外出時にはもしもの場合の備えをして出かけましょう。ほかにも、迷子になったときのために住所・氏名・連絡先を書いたカードを携帯させる、ぐずったときのためにおもちゃや移動用の小さい絵本を携帯する、特に夏期は水分補給できるようにする、など注意しておきましょう。といって心配しすぎるのも本末転倒ですし失敗もいずれ思い出や経験になります。気持ちに余裕を持って出かけましょう。

どんな美術館があるの?

では具体的にどのような美術館があるのでしょうか。ご紹介しましょう。

常設展示が楽しめる美術館

地域や自治体が設立している美術館に多いですが、常設展示に力を入れている所に出かけてみましょう。1人の作家さんの作品を集中的に収集している美術館もあります。いつ行っても同じ作品を見ることができるので、定期的に訪れることができるでしょう。毎回違う作品を見なければいけない、ということはありません。ここに行ったらこれが見れる、といった自分だけのスポットを作っておくのも子供にとって大切なことでしょう。

季節展示が楽しめる美術館

一般的には一番多いタイプの美術館ですが、海外の美術作品を展示する大型の展示をしている美術館もあります。やはりこのタイプの美術館に行く一番のメリットは、海外に行かなくても国内にいながら有名な作家の作品に触れられることでしょう。都内はもちろん地方でも巡回展示をすることが多いのでぜひチェックしてみましょう。

子供連れに対してのサービスがある美術館

最近は子供連れや子供を対象にしたワークショップや、展示内容そのものが子供を対象にしている美術館も増えてきました。子供のうちから美術教育を施そうという種子でもありますが、例えば展示作品についてのクイズがあったり、展示作品を模した自分なりの作品が作れたり、思い出としても楽しいものです。サービスとして、小さい妹や弟がいる方におすすめなのが託児サービスです。親がゆっくり作品を見るために、また小さい妹や弟を預けて見るために託児サービスを併設した美術館も出てきましたので、ぜひ活用しましょう。また、美術館というと絵画に注目がいきがちですが、ぜひ立体作品を展示している美術館にも出かけてみましょう。平面ではなく立体に興味を持つ子供は多いですし、触れることのできる展示作品があれば、5感の1つである触感を育む機会にもなります。

まとめ

子供と一緒に出かける美術館について、メリットや注意点などを紹介してきましたが、いかがでしたしょうか。教育的効果もあるお出かけですので、例えば毎年決まった常設展示のある美術館に行くのも家族の年中行事にもなり、素敵な思い出となるでしょう。美術館はインターネットや雑誌でもたくさん紹介されていますので、ぜひ子供と一緒に楽しい思い出をたくさん作ってみましょう。

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cocoiro編集部

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