海水浴に出かけるときに、気になるのが貴重品の管理です。せっかくの楽しい思い出も、貴重品の紛失や盗難に遭ってしまうと気持ちが暗くなります。
今回の記事では、海水浴に行くときに心掛けたい貴重品の管理方法と便利グッズをご紹介します。
もくじ
海水浴での貴重品管理方法
貴重品を持ったまま海に入ると、知らない間に落としてしまったり、波に流されてしまったり……。また、貴重品を気にするあまり、海水浴を楽しめないという経験はありませんか? ここでは、貴重品を管理する4つの方法をご紹介します。どの方法がベストかはケースバイケースなので、状況に合わせて使い分けてみてください。
海の家のロッカーに預ける
お金はかかりますが、安心できるのは海の家のロッカーに預ける方法です。海水浴のシーズンになると、休憩所や軽食、シャワー室、トイレなどを備えた海の家がオープンします。
海の家によって、コインロッカー完備の場合と、かごなどに入れて海の家のスタッフに預かってもらう場合があります。コインロッカー完備の場合は貴重品を預けることができますが、そうでない場合は、貴重品は預けることができないケースもあります。
事前に訪れる海水浴場のホームページを確認して、貴重品を預けられるロッカーがあるか確認しておくようにしましょう。また、混雑する海水浴場ではロッカーが空いていない場合もあるので、もしものときにも対応できるようにしておきましょう。
駅のロッカーに預ける
電車で行く場合は、最寄りの駅でロッカーにお財布やスマートフォンを預けてしまう方法があります。海水浴で必要な現金だけを財布から取り出して持って行けば、海水浴の最中に貴重品を気にしなくて済みます。
ただ、スマートフォンを預けてしまうと、海水浴中の写真をスマートフォンに残すことはできません。防水ポーチに入れて持って行く方法や、防水デジタルカメラを別で持って行くなどの対策を併せて行う必要があります。
車に入れておく
車で行く場合は、車の中に貴重品を残しておく方法があります。ただ、それを狙って車上荒らしをする人たちもいるのは事実です……。
人気の海水浴場を持つ自治体では、警察が犯罪防止対策として宿泊施設に啓発チラシを配布するケースもあります。駐車場の車が数百台に及ぶ場合、車上荒らしがあっても誰も気づかないことも十分考えられます。
車の中に貴重品を残すのであれば、簡単には見つけることができない場所に隠すようにしましょう。また、防犯ブザーを付けておくなど、車のセキュリティを高めておくことで車上荒らしを回避することができます。
肌身離さず持っておく!
一番安心なのは、肌身離さず貴重品を持っておくことです。家族全員で出かけるのであれば、貴重品の見張り役と海で遊ぶ役に分けて交互に楽しむ方法があります。
肌身離さず持っている場合は、防水グッズを使うようにしましょう。例えば、スマートフォンは精密機械なので海水や細かい砂が入ると壊れやすくなります。また、長時間炎天下に置くことも良くありません。革製の財布やキーチェーンなども水や砂には弱いです。
波の高い海水浴場や、水深の深いところに行くようであれば、紛失する可能性もあるので注意が必要です。