大人なら誰しもホッチキスを使ったことはあるでしょう。生活の中で身近な存在であるホッチキスですが、止め方にはマナーがあります。
子供にホッチキスの使い方を教える際、マナーも一緒に教えておく必要があります。当記事では、以下の3点について解説していきます。
- ホッチキスの止め方のマナー
- 小学生向けのオススメホッチキス
- 子供がホッチキスを使うときの注意点
もくじ
子供に教えたい!ホッチキスの止め方のマナー
知っているようで意外と知らないホッチキスの止め方のマナー。止め方を理解して子供にも教えてあげましょう。
横書きの場合は「左上」を止める
文章が横書きの場合、ホッチキスは「左上」に止めるのがマナーです。横書きの文章は左上から読んでいき、ページの最後は右下で終わります。そのまま右下をつかんでめくることが多いため、ホッチキスが「左上」にあるとめくりやすいでしょう。
縦書きの場合は「右上」を止める
文章が縦書きの場合、ホッチキスは「右上」に止めるのがマナーです。縦書きの場合、文章は右上から読んでいき、左下で終わります。次のページに行くときは右上を支点にしてページをめくるので「右上」にホッチキスを止めるのが一般的です。
横書きと縦書きが混載する場合は「左上」を止める
とじたい書類の中には図・表が入っていて、横向きや縦向きが混じっていることがあります。図の向きがバラバラでページをめくるたびに左に傾けたり、右に傾けたりすると面倒なので向きを統一することが大切です。
この場合、縦書きの書類を左に90°回転させ、縦長を合わせます。そして、「左上」にホッチキスを止めましょう。
基本は斜め45度
斜め45度にホッチキスを止めることによって、ページをめくったときの圧力がホッチキスの針に均一にかかります。
仮にホッチキスを直線に止めてしまうと、ページをめくったときの圧力が1点に集中します。
圧力が針全体に均一にかかった方が紙は破れにくいです。紙を破れにくくするためにもホッチキスをとめる角度は斜め45度が一般的です。
小学生向けのオススメホッチキス3選
一般的なホッチキスだと、小学生の力ではうまくとじないこともしばしば。力を込めすぎると手からホッチキスがすべってしまって怪我をする可能性があります。小学生の子供におすすめできるホッチキスは以下の2点を踏まえたものです。
- 力をかけなくてもとじることができる
- 安全に使える
安全で軽くとじることのできるホッチキスや針を使わないホッチキスを紹介していきます。
子供向けホッチキス サクリ
とじる力を50%軽減する「軽とじ機構」を採用した子供向けのホッチキスです。書類は20枚を一気にとじることができます。また、針の収納も十分で、本体に50本と針ストッカーに100本予備の針が収納でき、持ち運びに便利です。
安全ストッパーを使うと、安全ロックが作動してホッチキスが打てない状態になるので誤って手を挟むこともありません。力をかけなくても書類を止めることができるので子供だけでなく、事務的な職種や女性にも人気です。
針がなくて安心 ハリナックスハンディ
針がなくても書類をとじられる『ハリナックスハンディ』。子供にも安心して使ってもらえます。一般的に針なしのハンディタイプのホッチキスはとじる枚数は数枚程度が限界です。しかし、『ハリナックスハンディ』は10枚とじることができます。
また、書類をとじるとき、とじ穴の開く位置が見えるため、文字にとじ穴がかかることを防止できます。また、一般的なホッチキスと形が違い、グリップを握る感覚でとじることができるので力もかけやすく、子供でもきれいに書類を止めることができます。
従来の半分の力でOK かるホッチ
一般的なホッチキスに比べ、手のひらサイズでコンパクトで重さは89gと軽量です。一度に25~30枚の書類を力をかけずにとじることができます。すべり止めグリップもついており、子供にも安心して使えるホッチキスです。