高校生までとは違い、大学生は長期休暇の期間がぐんと長くなります。特に春休みは段違いに長くなり、長いところで実質2ヶ月程度となるところもあるようです。
この記事では、大学生が時間を持て余しがちな春休みにできる暇つぶしを系統別にご紹介します。
もくじ
スキルアップ系の暇つぶし
時間がたっぷりあるなら、その間に自分自身を成長させることができるような時間の使い方ができるといいかもしれません。最初にスキルアップ系の暇つぶしをご紹介します。
留学してみる
大学生の長期休暇にする人が多いのが、海外留学です。2週間から1ヶ月程度の短期から、休み期間中をずっと留学に充てるという人もいます。Students labが調べた大学生の留学事情では、「留学してみたいと思いますか?」というアンケートに対し、「とても思う」が40%、「少し思う」は28%いました。留学に興味を持っている学生が多くいるのが分かります。
(参照元:2年次の夏に短期留学をしてみたい学生は42%。就活を見据えた留学を検討|STUDENTS LAB)
語学力アップや異文化を知る機会が得られるほか、就職活動でアピールする材料にもなるという理由で、海外留学をしてみたいと考えているようです。
旅に出てみる
日本国際観光学会の「“ 旅育 ” の現状と定義を考える」によると、2007年ごろから「旅育(たびいく)」という言葉がよく聞かれるようになったそうです。旅育とはその名のとおり、旅を子供の教育に役立てようとする取り組みと考えられています。「かわいい子には旅をさせよ」ということわざもありますが、旅そのものが人を育てる要素を持っていると考えられているのです。
大学生の春休みのうちに仲のいい友人と、もしくは1人で旅に出てることをおすすめします。
資格を取得してみる
時間を使って自分を磨く手段の一つに資格取得があります。大学生が長期休暇に取得する代表的な資格には「普通自動車運転免許」があります。自動車免許を取るには適性検査から始まり、学科や技能教習を経たのちに、仮免許を取得してから路上で教習したりと、意外と学ぶことが多く時間がかかります。
■運転免許取得の手順
(参照元:運転免許取得の手順 | 一般社団法人 全日本指定自動車教習所協会連合会)
人によっては自動車学校へ通学したり、あるいは短期間で集中して免許を取得するために合宿へ行く人もいるようです。
また、日商簿記の試験は2月にありますし、事務系の仕事に就くときにパソコンレベルの指標になるマイクロオフィススペシャリストなどは地域によって1ヶ月に何度か検定試験を実施しているため、春休み中に資格取得するのも不可能ではありません。
学会に参加してみる
自分が大学で勉強している分野について、もっと見聞や知識を深めるのも有意義な時間の使い方です。そこで所属しているゼミの先生などに聞いて、春休み中に自分の分野で勉強になりそうな学会が開催されるか確認してみましょう。
日経メディカルOnlineが掲載している医学系の学会カレンダーを見ると、例えば2019年の3月には全国各地で29の学会が開催される予定です。長期休暇に勉強から離れるのではなく、せっかくの大学生活なので、しっかり自分の分野を極めることに時間を使ってもいいでしょう。