子供により良い環境で教育を受けられるようにしてあげたいと思い、小学校受験を検討しているご家庭は少なくありません。中学校受験、高校受験、大学受験と子供が成長していく過程で、いくつもの受験の機会がありますが、学校選びや受験面接など、小学校受験は特に親御さんのお子さんへの気持ちが強く反映される傾向にあります。この記事では、京都府にあるノートルダム学院小学校について、学校の基本情報や教育の特色から入試情報までをまとめてご紹介していきます。
もくじ
ノートルダム学院小学校の基本情報
ノートルダム学院小学校は、1954年に創立され、創立60周年を迎えた伝統ある私立小学校です。
ノートルダム学院小学校の沿革
ノートルダム学院小学校の創立者であるマザーテレジア・ゲルハルディンガーが、1833年にドイツでノートルダム教育修道女会を設立し、子供達一人ひとりがもつ可能性が開花し、平和な地球社会の発展に貢献できる人間の育成を目指しました。その活動はヨーロッパ、アメリカへと広がり、1847年にはアメリカで教育を受けられずにいた子供達への教育活動を始めます。その後、第二次世界大戦後の荒廃した日本に教育による復興を目指し、4名のシスターが日本に訪れ、1954年にノートルダム学院小学校が設立されました。
ノートルダム学院小学校の児童数
ノートルダム学院小学校の児童数は、約770名であり、1クラス30名の学級で日々教育が行われています。
系列の中学校、高等学校は女子校であるのに対し、小学校のみ男女共学となっており、男子児童の入学も受け入れています。また、系列の幼稚園がないため、ほとんどの児童が小学校受験を行い入学してきます。
ノートルダム学院小学校の教育理念
ノートルダム学院小学校の3つ教育基本原理
ノートルダム学院小学校は、3つの教育基本原理を掲げ、子供達の「徳と知」を育むことを教育目標としています。
- 可能性の開花
- 世界的視野
- 貧しい人を優先
(引用元:ノートルダムの教育理念|学校案内 |ノートルダム学院小学校)
ノートルダム学院小学校が目指す児童像
ノートルダム学院小学校では、以下のような児童の育成を目指しています。
神を敬い、自分も人も大切にする子ども
- 正しいもの、美しいものを大切にし、豊かに感じる心をもつ
- 神から与えられた能力を伸ばすために、真剣に学ぶ
- 喜んで働き、進んで神と人のために奉仕できる、よく考え、自ら学ぶ子ども
- 自ら目標を定め、主体的に学習を進め、学び方を身につける
- 進んで課題に取り組み、最後までやり遂げる
- 知識や技能を学び、思考力・判断力・表現力を身につける
健康でいきいきとした子ども
- 健康や安全に気をくばることができる
- 体力づくりに関心・意欲をもち、進んで強い体をつくる
- 異学年の友達とも運動の喜びや楽しさを味わうことができる
(引用元:ノートルダムの教育理念|学校案内 |ノートルダム学院小学校)