小学校の理科については、年々内容が変化してきています。理科の科目が本格化してきて苦手意識の増えてくる小5の理科もその例外ではありません。文部科学省が、発行し全国の学校における教育の指針となっている学習指導要領には、理科の目標について以下のような記述があります。
自然に親しみ,見通しをもって観察,実験などを行い,問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに,自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り,科学的な見方や考え方を養う。
(引用元:小学校学習指導要領解説理科編|文部科学省)
小5の理科問題は
小学校5年生の理科では、自然や生物・身の回りの現象などについて学びます。ここでは実際にどのような問題が出ているのか、例題をご紹介します。
植物の成長やしくみ
・インゲマメの種子が発芽するためには, 水,空気発芽に適した温度が必要である 。
☆「種子の発芽に水が必要かどうをしらべます。
水、空気、適した温度の中で変える条件は何ですか。また、変えない条件は何ですか。
変える条件 ( ),変えない条件( )( )
(引用元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
日本の天気
・夏から秋にかけて、台風が日本に近づいたり、上陸したりすることがあります。
・台風は日本のはるか( )の海で発生し、しだいに( )の方へと動いていくことが多いです。
・台風が近づくと、風がとても( )になり、( )の雨が降ります。
☆( )に当てはまる言葉を選び、記号を書き入れましょう。
ア:東 イ:西 ウ:南 エ:北 オ:強く カ:弱く キ:少し ク:多く
(引用元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
メダカの育ち方
・(1)ふ化したばかりの子メダカのはらのふくらみの大きさは、2,3日たつとどうなりますか。( )の中から選びましょう。(変わらない・大きくなる・小さくなる)
・(2)(1)で答えた訳を書きましょう。( )
(引用元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
人の誕生
・母親のおなかの中にある、生まれる前の子どもがいるところを子宮、その中にいる子どものことを胎児といいます。
・人の受精卵は、子宮の中でおよそ( )週間育てられます。その間に身長( )㎝くらい、体重( )㎏くらいに成長して母親から生まれます。
(参照元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
流れる水の力
・次の( )の中に当てはまる言葉を書きましょう。
①流れる水が、地面などをけずることを( )という。
②流れる水が、けずったものをおし流すことを( )という。
③流れる水が、けずったものを積もらせることを( )という。
④流れる水の量がふえると、水の流れは速くなり、けずったりおし流したりするはたらきは( )くなる。
(参照元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
ものがとける仕組み
・ことばを入れましょう
①水にものがとけて全体に広がり( )液を水よう液といいます。
②50mlの水に5はいの食塩がとけました。100mlの水には( )はいの食塩がとけます。
③水50gに食塩5gをとかしました。水溶液の重さは何gになるでしょう。
式:( )+( )=( ) 答え:( )g
(参照元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
おもりの動き
・ふりこの長さを変えて、1往復する時間を調べました。
(ア)ふりこの長さが100cmのとき (イ)ふりこの長さが50cmのとき
①この実験をするときに、変えない条件は何ですか。( )
②1往復する時間が短いのは、(ア)と(イ)のどちらのふりこでしょう。( )
(参照元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)
電流や磁力
・電磁石と磁石の同じ性質と違う性質を、まとめましょう。
①同じ性質(2つ)
②違う性質(3つ)※記述式問題
(参照元:小学校5年生理科|北九州市立学校・幼稚園ホームページ)