できるだけ小さいうちに、しっかりとした教育を受けさせたいと考える方の中には学習院初等科の受験を検討している方もいるのではないでしょうか? 検討している方はもちろん、必ず子供を学習院初等科に進学させたいと考えている方にとって、正しい情報収集は欠かせません。この記事では、そもそも学習院初等科がどのような学校なのか、またその受験内容はどのようなものなのか、ご紹介します。
もくじ
そもそも学習院初等科ってどんな学校?
まず、学習院初等科の特徴は、ホームページに記載されている次のようなカリキュラムに現れています。
情報教育では、1人1台体制でコンピュータの基本的な操作や、情報機器やインターネットなどを利用する上でのマナー(情報モラル)を学ばせ、発展として他教科でも活用できることを推進する。3年生は、英語に親しむ時間を設け、4年生以上に英語科を教科として設置する。そしてコミュニケーション能力の向上と国際社会の形成者としての自覚を育てる。英語教育では1クラスを2分割し、少人数による音声訓練を中心に、外国語への無理のない導入を図る」
(引用元:教育目標│学習院初等科)
国際的な観点で必要とされている英語力だけでなく、グローバルに活躍できる人格の形成が学習院初等科の大きな教育テーマとされています。
学習院初等科の募集要項や定員は?
2018年の学習院初等科の募集要項は、次の通りです。
・募集人数:男女各約40名、合計約80名
・受験資格:2012年4月2日から2013年4月1日までに生まれた者
・試験日:2018年11月1日(木)~11月5日(月)のうち1日
・試験かんたんな考査、保護者面接
(参照元:入試説明会│学習院初等科)
ご存じの方も多いと思いますが、学習院初等科は公家の子弟を育てるために作られ、現在では皇室が子供を預ける学校として知られています。そんな認知度と確かな実績のある学校であるため、倍率は例年7倍ほどになるとされています。