子供にとってのお年玉はお正月最大のイベントです。みんなで集まったお正月に、毎年いくらもらえるだろうと楽しみにしている子供も多いことでしょう。普段もらっているお小遣いとは異なり、少し多めの金額をもらえたり、多くの親戚からもらう楽しみもあります。
子供はお年玉の中身が一番気になるところ。お年玉を入れる「ポチ袋」そのものにはあまり興味はないかもしれませんが、ちょっとおもしろい「ポチ袋」を使うことでインパクトのあるお年玉になるかもしれません。今回は、子供を喜ばせるお年玉の工夫について、いろいろな方面からアレンジのアイデアをご紹介します。いつものお年玉とはちょっと違う演出を楽しんでみてください。
子供にとってのお年玉って?
子供にとってお年玉とはどのようなものなのでしょうか? うれしいもの、楽しいものであることに変わりはありませんが、現代の小中学生がお年玉についてどのように考えているのかをご紹介します。
正月の一大イベント!
株式会社バンダイの「小中学生のお年玉に関する意識調査」によると、お正月で一番楽しかったことは「お年玉」という回答が1位で、実に56.9%もあったと報告されています。2位の「祖父母の家に遊びに行った」は39.6%となっているので、半数以上の子供がお年玉を楽しみにしていることが分かります。理由としては「好きなものが買えるから」「お小遣いが増えるから」という回答が寄せられています。
それに加え、全体の11.7%が同時に品物ももらっていて、ゲームやおもちゃなど好きなものをプレゼントとしてもらっているのも現状のようです。お正月はやはり大人の財布のひもも緩むのです。
おこづかいとの違い
「小中学生のお年玉に関する意識調査」によると、お年玉の使い道については、「貯金」と答えた人が全体の39.2%もいます。そのほかにはゲーム機やゲームソフトなどを購入している人が28.3%に上りました。やはり普段のお小遣いでは買えない高額なものをお年玉を利用して購入していることが分かります。
お小遣いでは文房具や飲み物、食べ物などを購入し、お年玉では普段買えないものを買っているという結果が出ています。お年玉でもらう金額が高いことも理由でしょうが、お小遣いとは意識が異なっているようです。