「日本地図だけではなく、どうせなら世界地図も子供に覚えてもらいたい!」と考える親も多いのではないでしょうか。世界地図を覚えることで、日本以外のさまざまな文化に関心を持ち、将来は子供が国際社会で活躍するということもあるかもしれません。そこで当記事では、子供が小さくても始めることができる世界地図を覚える方法やおすすめグッズ、教育法について紹介します。
もくじ
世界地図を覚えるためにすること
世界地図を覚えるための方法にはどのようなものがあるでしょうか。まずは、世界地図に関心を持つためにできることについて紹介します。世界地図を覚えるためには、子供が世界へ関心を持つことが最も重要な要素となります。
世界の国々に興味を持たせる意識作りを
学校用教材を製作している「帝国書院」が世界の国に対する中学生の認知調査を行いました。
国名正答率でみると、1位アメリカは88.2%、最下位ペルーは4.9%。完全正答率でみると、1位オーストラリアは71.5%、最下位ペルーは2.3%と、かなりの差がある。国名正答率の平均は48.5%であり、完全正答率の平均は33.4%である。前者と後者では約15%の開きがあり、全体的に、正しい位置が把握できていない傾向が強いといえよう。
(引用元:検証 中学生の国名認知度|帝国書院)
ニュースなどで話題に上がりやすいアメリカは認知度が高いものの、ペルーなど南米やアフリカ大陸に位置する国々については、国名や国の位置が分からないといった調査結果となりました。世界地図を覚えるためには、まずは世界の国々に興味を持たせるような会話や環境作りをする必要があると言えます。
外国料理を食べたり、親子で英会話に通ってみるなど、異文化に触れる体験を日常生活に取り入れるようにしましょう。
地球儀を使って名前を音読してみる
世界地図を覚えるために1つは持っておきたいのが地球儀です。地球儀は球体で回すことができるため、子供が小さくても関心や興味を惹きつけることができます。地球儀を見ながら国名を一緒に声に出して言ってみたり、日本との距離を視覚的に掴むといった地球儀ならではの楽しみ方もできます。
テレビやニュースなどで外国の地名が出てきたときには、地球儀を使って特定の国を探すことで子供が世界へ関心を持つきっかけとなるかもしれません。