簿記2級に1〜2ヶ月の最短期間で合格する方法を解説

簿記2級は、短期間の勉強で受験に挑む人も少なくありません。このような場合、2冊から3冊のテキストを使用するなど、できるだけ効率的に学習を進めていくことが大切です。

今回は、簿記2級に1~2ヶ月の最短期間で合格する方法について解説します。

簿記2級に1〜2ヶ月の最短期間で合格する方法

前半は工業簿記や商業簿記の内容理解に時間を割く

前半は、工業簿記や商業簿記の内容理解に時間を割きましょう。簿記2級では専門的知識が問われることもあり、内容を理解していないと解けない問題も多いです。参考書などを読み進め知識を定着させることに努めましょう。

さらに、参考書は理解できるまで何度も読むことが重要です。分からない箇所があってもとにかく読み進め、全体の流れをつかんでいきましょう。何度も読んでいくうちに次第に内容を理解できるようになり、知識が定着していきます。

また、簿記3級の知識がある人は2級の内容も理解しやすく、初心者より知識の定着にかける時間も少なく済むでしょう。

後半は過去問を解く

後半は、過去問を解いていきます。前半の学習で定着させた知識を、過去問を解いてアウトプットさせることで、内容への理解をさらに深めることができます。とにかく多くの過去問を解き、簿記2級の問題に慣れていきましょう。分からない箇所があれば解説を読んで理解に努めますが、それでも難しい場合は参考書に戻って学習し直しましょう。

簿記2級は過去に出題された問題と類似した出題も多く、過去問が解ければ合格率も格段に上がるといえます。

試験前は試験時間の配分を意識

試験前は、試験時間の配分も意識しましょう。120分という試験時間ですが、時間配分を意識していないと本番で時間が足りなくなったり、集中力が持続しなかったりします。資格スクールが実施する模試を受けるなどをして、時間配分に慣れておくことが合格への近道です。また、試験で使用する電卓も普段使い慣れたものを用意しましょう。

2冊から3冊のテキストを活用

簿記2級の学習には、2冊から3冊のテキストを活用することをおすすめします。あまり多くのテキストに手を出してしまうと中途半端になりがちです。短時間で効率良く勉強するには、工業簿記と商業簿記の参考書を1冊ずつと過去問集1冊に絞り、それらを何度も繰り返し解いていくことが大切です。

以下に、簿記2級におすすめのテキストを紹介しています。どれも分かりやすい内容ですので、ぜひ活用してください。

隙間時間を有効活用

1ヶ月や2ヶ月という短期間で合格するには、隙間時間を有効活用していくことも大切。通勤や通学時の電車やバスの中で勉強するなど、時間を無駄にしないよう空いた時間に学習を進めていくと良いです。

簿記2級の合格率と難易度

簿記2級の合格率や難易度についても知っておきたいところです。以下に、過去10回分の結果を記載しています。

実施年月と実施回 受験者数(名) 実受験者数(名) 合格者数(名) 合格率
2018年6月 第149回 52,694 38,352 5,964 15.6%
2018年2月 第148回 65,560 48,533 14,384 29.6%
2017年11月 第147回 63,757 47,917 10,171 21.2%
2017年6月 第146回 58,359 43,767 20,790 47.5%
2017年2月 第145回 78,137 60,238 15,075 25.0%
2016年11月 第144回 72,408 56,530 7,588 13.4%
2016年6月 第143回 58,198 44,364 11,424 25.8%
2016年2月 第142回 90,693 70,402 10,421 14.8%
2015年11月 第141回 76,207 59,801 7,042 11.8%
2015年6月 第140回 62,473 47,480 16,395 34.5%

簿記2級の難易度・合格率 おすすめの勉強方法と改定による影響も紹介|BrushUP学びより筆者作成)

表を見ると、実施回によって合格率に大きくばらつきがあることが分かります。3級、2級、1級と難易度が上がるにともなって、合格率も低くなっていきます。