簿記3級合格に近づくためのおすすめの参考書・問題集
簿記3級の参考書は数多く出版されていますが、どれを選べばいいのでしょうか。簿記の出題範囲は毎年新しくなっています。ですから、参考書や問題集も最新版を買った方がいいでしょう。中古で数年前の参考書や問題集を買っても情報が古い可能性があるので注意しましょう。
また、参考書と問題集がセットになっているものがおすすめです。問題集でつまずいたときに、問題集からテキストの解説に飛ぶことができれば、調べたりするときに大変便利です。
簿記3級のおすすめ参考書と問題集をご紹介していきます。
スッキリわかる日商簿記3級第10版（TAC出版）
かわいいキャラクターのイラストを使い、テキストと問題集が1つにまとめた非常に読みやすい1冊です。
テキストを読んで問題を解くというスタンスなので、実力が身につきやすいことも特徴です。
また、付録として総合問題1回分もあり、学習の最後に問題を解いていけば、自分の実力がどれくらいなのかを知ることができます。
はじめての人の簿記入門塾ーまずはこの本から！（かんき出版）
簿記は専門用語が多く出てきて、独学で勉強する場合は苦戦するのではないでしょうか。しかし、このテキストは簿記の用語や簿記のルールを初心者でも分かるようていねいに解説しています。また、マンガでポイントを解説しているところもあり、楽しく読み進めていくことができます。
スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集（TAC出版）
過去問6回分と予想問題3回分を収録しているのでかなりボリュームのある内容です。問題だけでなく、ポイントやレクチャー・解説も充実しているので、知識アップに最適です。
また、答案用紙をダウンロードできるので何度でも答案用紙に記入することができます。試験前に一度は解いておきたい問題集です。
簿記3級合格に近づくためのおすすめアプリ
隙間時間にも効率よく簿記3級の勉強がしたいのであれば、スマートフォンのアプリを使ってインプットしていくといいでしょう。日商簿記3級対策のおすすめアプリを2つご紹介します。
パブロフ簿記3級
このアプリは2019年度からの範囲改定に対応しており、オフラインでも利用可能です。Liteは無料ですが、問題の量は少ないです（入門モード13問、仕訳問題30問、テスト1回、広告あり）。
一方、有料版のパブロフ簿記3級は730円ですが、問題数はかなり充実しています。また、本試験の出題傾向に近い形の問題を10問、10回分も用意されています。他にも問題は数多くありますが、実戦問題6回分ダウンロードできるのも大きな特徴です。
間違った問題のみを集中して解くモードもあり、このアプリ1つで簿記3級の範囲はほとんど網羅できるでしょう。
スピード仕訳簿記3級
完全無料で使えるアプリです。問題数は119問あり、試験日までカウントしてくれる機能や本試験を想定した120分タイマーなどの機能が充実しています。
仕訳問題は正解数と難易度を考慮して、簡単な問題ばかりが出てこないような工夫がされています。無料なので問題数は少なく感じるかもしれませんが、スマートフォンに入れておいても損はないアプリでしょう。
まとめ
人それぞれですが、簿記3級に合格するための勉強時間は50～100時間と言われています。学業や仕事が忙しく、なかなか勉強に時間を費やせない方は土日などで勉強時間を確保するといいでしょう。
最初の1週目はテキストを読むことに集中して、2～3週目はテキストと問題集を同時に進めていきましょう。同じ問題集を2周した方が、記憶に残りやすいです。そして、試験1週間前には、過去問と予想問題を繰り返し説きましょう。また、隙間時間があれば、苦手分野のテキストや問題集をひたすら読むことをおすすめします。
忙しくて簿記3級の勉強に時間を費やす余裕がないかもしれませんが、計画的に勉強して合格を勝ち取りましょう。
参考
1ヶ月で簿記3級に合格できる最強独学勉強法｜USCPAがやじやじしてる
【簿記3級】独学での勉強期間はどれくらい必要？１か月？３か月？｜葉っぱのしおりのブログ
たったこれだけ！簿記3級の独学攻略法｜2019版｜STARTUP
