簿記3級におすすめのテキスト
最後は、簿記3級におすすめのテキストをご紹介します。簿記3級のテキストは種類が多くありますが、一冊に絞って学習をするのがおすすめです。また、ネットの情報だけで判断しかねる場合は、書店に足を運んで実際に手に取って中身を確認するようにしましょう。
スッキリわかる日商簿記3級(TAC出版)
「スッキリ」シリーズは、累計300万部を突破している簿記検定の定番テキストです。特徴は、分かりやすい説明と豊富なイラスト・図表です。また、猫のキャラクターゴエモンの疑問を解決していくというストーリーがあるので、文字を読むのが苦手な人にもおすすめできます。さらに、テキストと問題集が一緒になっており、新しく習った内容をすぐに問題集で解くことができます。問題は、基本と応用に分かれているため、1周目と2周目でレベルを分けるなど、学習状況に応じた勉強がしやすいです。
なお、同じシリーズで「スッキリとける」という過去問と予想問題集もあります。こちらは、過去6回分の過去問と予想問題が3回分収録されています。答案用紙が別冊になっており、無料でダウンロードできるので何度でも解き直しできるのがポイントです。
合格するための過去問題集(TAC出版)
ちなみに、解答の解説は「資格のTAC」の現役講師陣が試験を分析し、ていねいに行っています。テキストに立ち返らなくても理解が深まる仕組みになっていると言えるでしょう。
まとめ
簿記3級の合格点は、7割以上です。ただ、合格率は実施回によって40~50%程度となっています。2人に1人は落ちる試験と考えれば、簿記検定初学者向けの試験とはいえ、簡単なものではないでしょう。今回の記事でご紹介した勉強法やおすすめテキストが、試験日までの学習のヒントになれば幸いです。
参考
【簿記3級】100点は無理だけど、合格点の70点以上は取れる勉強方法|NAVERまとめ