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個人商店の経理が問われる日商簿記3級。会計初心者でも商取引がイメージしやすく、数理的処理が少ないため、独学で合格を目指す方が多い資格です。日商簿記3級はさまざまなテキストが市販されています。そこで当記事では、テキスト選びで注目するポイントを押さえた、人気の日商簿記3級テキストを5冊ご紹介します。
日商簿記3級のテキスト選びのチェックポイント
日商簿記3級(以下、簿記3級)は独学で合格を目指す人が多いため、さまざまなテキストや問題集が販売されています。そこで、簿記3級のテキストや問題集を選ぶ時のチェックポイントを押さえておきましょう。
イラストの豊富さ
絵や写真が使われていると、文章で覚えるよりも記憶しやすくなるため、イラストが豊富なテキストは会計初心者におすすめです。ただし、人によっては好みの分かれる絵柄もあるため、実際にイラストを見て自分好みかどうかを確認しましょう。
印刷に使われるカラーの豊富さ
単色刷りよりも多色刷りの方が、視覚的に飽きにくく、記憶もしやすくなります。人によってはカラーが多すぎると気が散る方がいらっしゃるので、好みに合う紙面かどうかを確かめましょう。
大きさ・サイズ
大きいサイズ(B5版)は、自宅での書き込み学習に最適で、学習の記録を残しやすいのがメリットです。小さいサイズ(A5版)は、持ち運びに便利なので、移動中など隙間時間の学習がはかどります。
事業イメージ説明の分かりやすさ
簿記3級は「個人商店経理」の商業簿記を学ぶため、商取引が図解されているとお金の動きが分かりやすくなります。初心者は商取引と会計処理(仕訳)がどのように結びつくのかを知ると、理解の進度が早くなります。
会計問題の実践的な解法
簿記は記帳に関する記述を学ぶことも必要です。そのため、解き方の解説があると、試験や実務で役に立ちます。
問題の難易度・レベル
本番の試験レベルの問題で練習すると自分の実力が図れます。しかし、会計初心者にいきなり本番レベルの問題は難しいので、例題から基本問題へとステップアップしながら勉強しましょう。
付属の問題集の有無
テキストとは別売りの問題集があると実力アップに役立ちます。練習した問題数が多いほど、試験への合格率は高まりますので、余裕がある方は取り組みましょう。
会計基準や簿記試験の範囲は、時代に合わせて改定されることがあります。そのため、最新の問題が多く掲載されている書籍を選びましょう。最近では平成28年6月以降に開催された試験問題をできるだけ多く収録しているかどうか確認するのがポイントです。
また、簿記3級に合格するためには難問を解ける必要はなく、頻出傾向にある問題を得点することが肝要です。そのため、試験に頻出する問題に印がついている問題集を選ぶといいでしょう。
関連書籍等の有無
テキストや問題集以外の補足書籍は、理解を深めるのに役立ちます。しかし、全て買うと高額になる可能性があることや、やることが増えてしまうと達成感を得られない危険性もあります。
直前予想問題集は、本番よりも難易度が高く作問されている傾向があるので、試験勉強に余裕があり、より難問を解きたいという方にはおすすめです。しかし、学習の基礎力が伴わない場合は購入する必要はないでしょう。
同じ系列の過去問題集の有無
同じ系列の過去問題集は、解説が勉強した解法と同じなので、理解しやすいのがメリットです。
過去問題集は直前期に繰り返し解きましょう。一度解いて終了するのではなく、本番よりも短い時間で満点を取れるまで解き込む学習がおすすめです。
テキストのデジタル書籍版の有無
持ち運びに便利なのがデジタル書籍です。紙版のテキストと同じ物を、デジタル版で購入すると移動中の隙間時間の学習がはかどります。しかし、メモ書きができないことや、お金がかかるのが問題です。
無料動画解説の有無
プロの解法手順を見ることができるので、独学学習者はテキストと関連する解説動画をできるだけ見ましょう。テキストと関連する動画の方が、テキストの解法と同じ手順で講義が進むので分かりやすいでしょう。
有料通信講座の有無
どうしても独学では理解できない場合は、資格の専門学校が提供する講座を受講するのもおすすめです。有料通信講座を受講するときは、講義用のテキストもついているので、市販のテキストは必要ありません。