温泉リゾートバイトの仕事内容
温泉リゾートのアルバイトの業務は、「フロント」「配膳・接客」「仲居」「調理補助」「裏方業務」「皿洗い」に分けることができます。どういった仕事内容なのかを見ていきましょう。
フロント
フロントは、チェックインやチェックアウトの手続き以外にも予約管理、部屋割りの決定、電話対応などの業務を行います。また、お客さんによってはモーニングコールをお願いされる場合もあります。旅館周辺のスポットなども聞かれることが多いので、情報は仕入れておいた方がいいでしょう。
外国人観光客が多い温泉街であれば、英語のスキルがあればなおいいでしょう。フロントは、客が旅館に来て初めて顔を合わす場所であり、フロントの対応の良さで旅館の評判が決まるかもしれません。常に笑顔でお客さんを迎え入れましょう。
仲居
仲居は「料理の配膳」「旅館の案内」「お客さんのお見送り・お出迎え」など客と接する機会が長い仕事です。仲居さんといえば美しい着物を身にまとい、品がある女性というイメージがあるでしょう。着物で働くのであれば、着付けの仕方を学ぶことができます。
他にも配膳や接客、お茶の出し方、言葉遣いなどたくさんのスキルを学ぶことができます。女性にとって仲居さんを経験することは大きなメリットではないでしょうか。
調理補助
調理補助は、「料理の盛り付け」「皿洗い」「調理場での雑務」などが業務です。客と接する機会はほとんどなく、接客が苦手な方にはおすすめです。旅館によっては調理補助と皿洗いの作業は分けているところもあります。
基本的に朝食・夕食の時間が一番忙しく、その他の時間は仕込みなどを行います。シフトは朝と夕方に入ることが多く、昼間はフリーになることが多いです。また、基本的に立ちっぱなしなので、初めて方は足が疲れてしまうかもしれません。
清掃係
利用客がチェックアウトをした後に部屋の片付け・清掃をします。また、お客さんが夕食を食べている間に布団の準備をします。基本2~4人で作業することが多く、スピードやていねいさが求められます。初めのうちは時間がかかってしまいますが、慣れてくると他の人との連携がうまくいくようになり、スピードが上がるようになるでしょう。
お客さんと話すことはほとんどないので接客が苦手な方にはおすすめです。
シフトが休みの時の過ごし方
温泉旅館でアルバイトをする場合、シフトの空き時間は必ず出てきます。初めて訪れる場所だと、シフトが休みの日には何をしたらいいのか分からないでしょう。シフトが休みの時にはどのように過ごすといいのかご紹介します。
温泉街を観光する
シフトが休みのときは外に出て散歩をしてみましょう。フロントや仲居をしている場合、お客さんに周辺のことを聞かれることが多くあります。周辺を散歩して、どんなお店があるのか、どこのお店がにぎわっているかなどを調べてみましょう。
温泉巡りをする
温泉旅館以外にも、温泉に入ることができる旅館はたくさんあります。ぜひ、いろんな温泉に入ってみましょう。温泉街に住むことができるのも今回が最後かもしれません。一度しかない経験と思っていろんな温泉に入っておくと思い出になるでしょう。
他の旅館に泊まって接客の仕方を勉強する
あなたが接客をもっと勉強したいのであれば、お金がかかるかもしれませんが他の旅館に泊まってみるのもいいでしょう。
他の旅館の接客方法を感じることができ、今働いている旅館に応用できるかもしれません。また、宿泊した旅館にも同じ境遇でアルバイトをしている人がいるかもしれません。休みが取れ、お金に余裕があれば他の旅館に宿泊してみるのもいいでしょう。
温泉街の居酒屋巡りをする
温泉街には居酒屋やスナックが並んでいます。その地方でしか食べられない料理や地酒などもあり、お酒好きであれば居酒屋巡りはかなり楽しめるのではないでしょうか。フロントや仲居をしていると、お客さんから「どこのお店がおいしい?」と聞かれることが多くあります。おすすめのお店や食べた感想なども伝えるとお客さんは喜んでくれるでしょう。