手取り23万の実態!生活は?年収・節約方法は? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

手取り23万の実情は?

実際に給料が手取り23万の人は、どんな生活をし、どのように感じているのでしょうか? 男性・女性それぞれの内訳を見てみましょう。

20代男性の場合

  • 仕事:法人営業
  • 東京都豊島区在住
家賃 63,000円
水道光熱費 8,000円
食費 50,000円
通信費(スマートフォン) 10,000円
日用品・衣類・消耗品代 15,000円
交際費・娯楽費 70,000円
交通費 10,000円
合計 226,000円

参考

手取り23万円の一人暮らしで家賃8万円はキツい?毎月の貯金はできる?|Rooch

家賃を平均よりも低く抑えているため、それを交際費・娯楽費や食費に回すことができます。交際費・娯楽費の70,000円は少々高めですが、仕事関係の飲み会が多いことから、ほかの部分でカバーするしかないようです。また男性の場合、自炊を負担に感じることも少なくありません。どうしても難しいという場合は、ほかの出費を抑えることに努めましょう。

20代女性の場合

  • 仕事:一般事務
  • 東京都江戸川区在住
家賃 72,000円
水道光熱費 13,000円
食費 28,000円
通信費(スマートフォン) 10,000円
日用品・衣類・消耗品代 20,000円
交際費・娯楽費 45,000円
交通費 10,000円
合計 198,000円

参考

手取り23万円の一人暮らしで家賃8万円はキツい?毎月の貯金はできる?|Rooch

家賃はほぼ相場内に抑えられています。3食自炊を心がけていることから、食費は28,000円と素晴らしい節約ができています。毎月30,000円ほど貯蓄に回せるので、急な出費にも対応できます。通信費の見直しを行うことで、さらに節約できる可能性もあります。

手取り23万で上手に暮らすコツとは?

手取り23万は決して少ない額ではありませんが、ちょっとした節約で上手に生活することができます。上手に暮らすコツにはどのようなものがあるのでしょうか?

食費の節約方法

一番節約しやすいのは食費です。ただし、食べない、簡単に済ませるなどはNG。体を壊して余計に医療費がかかった……なんてことになりかねません。

  • 自炊をする
  • 安いスーパーで買い物をする
  • お弁当を持参する

食費を節約するために避けたいのは、外食やコンビニエンスストアの利用です。外食はどうしても出費がかさんでしまい、コンビニエンスストアは割引がないので定価で購入しなくてはなりません。安いスーパーでまとめ買いをしたり、惣菜を買ったりするだけでも食費を十分抑えることができます。

光熱費の節約方法

光熱費はどうしてもかかるものですが、ちょっとした心がけで節約もできます。

  • シャワーの水を出しっぱなしにしない
  • 待機電力を使わないようにコンセントを抜く
  • エアコンの温度は一定にする
  • 電気料金のプランを見直す

どれも基本的なことですが、実際に行うのと面倒くさくて行わないのとでは1年間で大きな差が生まれます。不便にならない程度に節約を行いましょう。

通信費の節約方法

大手キャリアのスマートフォンは端末代が高く、通信費が10,000円を超えてしまうことも少なくありません。スマートフォンの料金見直しや格安SIMの利用を検討しましょう。「余計なオプションを外す」というのも案外見落としがちな節約方法です。機種変更の際だけでなく、こまめに情報をチェックして、少しでも料金を抑えましょう。

うまく貯金をする方法

毎月の支払いが終わって手元に残ったお金を貯金に回すという方法は、意外とうまくいきません。手元にお金が残っていると、つい使ってしまうからです。うまく貯金をするには、あらかじめ別の口座を用意し、給料が出たら直接入金されるようにしておきましょう。会社に財形貯蓄などの制度がある場合は、給料天引きで利用するのもおすすめです。簡単に使うことができないようにしてしまうのが一番効果的です。

まとめ

手取り23万は決して少ない金額ではありません。ただし、貯蓄を考えるなら、節約を心がけなければいけないことに変わりはありません。固定費の見直しや食費の節約は、非常に効果があります。思い切って家賃の安い部屋に引っ越すのも1つの方法です。これから生活を始める人は、ある程度条件を妥協することも必要かもしれません。

参考

平成30年分 民間給与実態統計調査|国税庁

手取り20万円、21万円、22万円、23万円、24万円の給料額面や職業・車・生活力を解説!|給料BANK

手取り23万の一人暮らしはどんな部屋? 適正家賃と貯金のしかた|エイブル 教えてAGENT

この記事をかいた人

Rie Kato

【職業】 フリーライター 【経歴】 東京生まれ横浜育ち。現在は群馬県在住。 トラック運転手・介護職員・保険外交員を経て、コールセンターの教育係として7年勤務。 専門学校生と小学生、2人の男の子のママ。 【取得した資格】 ・普通自動車第一種運転免許 ・中学校教諭二種免許状(国語) ・訪問介護員1級 【得意な分野】 ・生命保険 ・転職 ・ビジネスマナー ・ひとり親家庭 ・金融 【休日の過ごし方】 ・朝から掃除と洗濯!(家の中がスッキリするとテンションが上がる性質) ・バスケットボール(息子と勝負!)