取得日が分からないときの対処法
せっかく検定を取得していても、取得日が分からないということもあるかもしれません。何年に取得したかは覚えていても、取得した月は忘れてしまったという方もいることでしょう。検定の種類によっては、合格証書の再発行を受け付けていないこともあります。取得日が分からない場合は、取得年月を空欄で出すようにしましょう。
せっかく取得している検定があるのにもかかわらず、履歴書に明記できないのはもったいないことです。資格名のみ記入し、資格を取得していることをアピールしましょう。
国家資格は資格証明書を再発行する
検定や資格の場合は、取得日が分からない場合は空欄にすることができますが、もし国家資格を取得している場合は、資格証明書を再発行することができます。国家資格の場合、医療や介護資格などのように、資格を持っていなければ業務に携われない場合もあります。そのため、履歴書で取得年月の欄を空白にすることはマナー違反となります。
資格証明書のコピーを企業に提出することが義務づけられていることが多いため、国家資格保有者で資格証明書を紛失してしまった場合は、必ず資格証明書を再発行してもらって手元で保管し、国家資格の取得年月を記載するようにしましよう。
取得日が分からない場合は面接時に口頭で説明する
履歴書の資格取得日が分からず空白にした場合は、面接の際に口頭で理由を説明すると、よりていねいでしょう。「検定の取得年月が分からなかったため、空白にいたしました」と伝え、細かな気配りを忘れないようにしましょう。取得日が分からない場合は自己PR欄に記載する方法もありますが、履歴書の資格欄に記載する方がより印象づけることができます。どうしても取得日が分からない場合のみ、面接で採用担当者にその旨を伝えるようにしましょう。
書かなくてもいい資格や検定について
履歴書に書かなくてもいい資格や検定としては、認知度が高いものの取得が比較的簡単なものです。英検やTOEICは前述したとおり、低いスコアや級などの場合は書かなくてもいいでしょう。点数を書くべきかどうかの判断は、企業によって変えることをおすすめします。また、応募先企業で活用できそうになく、業務に関連のない資格や検定なども記載する必要はないでしょう。
もし簿記や秘書検定の資格を取得していても、応募先企業で生かせる資格でないなら、採用担当者にはたいしてアピールできないかもしれません。事前に企業研究をし、どのような資格や検定なら必要とされるか見極めるようにしましょう。
履歴書の資格欄は正しく記載しよう
履歴書の資格欄では、これまで取得してきた検定を記載することで、能力をアピールすることができます。記載する際は取得日順に正式名称で書くようにし、正しく記載するようにしましょう。今回の記事を参考にして、保有している資格や検定を履歴書に記載し、就職活動に役立てましょう。
参考
【履歴書】免許・資格欄の正しい書き方 ~運転免許や簿記、英検、宅建など |doda
【履歴書の書き方】履歴書に記入する資格取得日がわからないときの対処法|U-NOTE
TOEICや英検はどのレベルなら履歴書に書いていい? | リクルートエージェント
【履歴書】TOEICスコアの書き方と例|名称や取得年月を正しく書こう|Mayonez