履歴書の緊急連絡先を書くときの留意点3つ
履歴書に緊急連絡先を書くときは、以下のことに留意しながら作成しましょう。
「同じ」ことを示し、記載する場合
書類などで「同じ」内容を意味するワード(「同じ」「同上」「同左」など)や記号(「々」「〃」など)を見かけたことがあるかもしれません。
履歴書の緊急連絡先で「同じ」と意味することを書く際は、「同上」を入れるのがルールです。なお、同じを意味する「〃」は、履歴書のような正式な書類では使わないので注意しましょう。
電話番号の表記
紙ベースでもネットでも、電話番号の表記についてはカッコで括ったり、「ー(ハイフン)」で区切ったりします。
履歴書の電話番号に関しては、記入欄にすでにハイフンが入っていたり、ハイフンなどの記号が何もなかったりしてさまざまです。その際には、履歴書のフォームに基づいて記載しましょう。
履歴書の電話番号の表記
- 電話番号表記に何もない場合:ー(ハイフン)で区切って記載
例)01-2345-6789 - 電話番号表記に左カッコがある場合:「( )」に市外局番を記載、
それ以下はー(ハイフン)で区切って記載
例)(012)345-6789 - 電話番号表記に中央カッコがある場合:「( )」に市内局番を記載
例)012(345)6789
連絡先欄を空欄にしない
履歴書の緊急連絡先で、実家住まいの場合は、記載内容が上段の現住所欄と同じになるため空欄にするという方もなかにはいるかもしれません。
ここを空欄にすると、採用担当者から理由を聞かれる場合もあるので、先の項目でも触れたとおり「同上」を忘れずに記載しましょう。
参考:履歴書全般で間違えやすい項目3つ
こちらの章では、履歴書を書く上で間違えやすい項目を3つご紹介します。
日付欄は和暦または西暦のいずれかに表記を統一する
履歴書では、生年月日のほかにも学歴・職歴や取得資格などで年月日を表記します。和暦と西暦のどちらを使っても構いませんが、必ずどちらかに統一しましょう。
また、私たちが日々目にする手紙や書類には、「令和2年」を省略した「R2年」という表記もありますが、履歴書では省略した表記は基本的にダメなことになっています。
内容に応じて算用数字と漢数字を使い分ける
履歴書には、番地や電話番号といった数字を多く使います。履歴書は横書きのフォームとなっていますので、基本的に算用数字の表記になります。
ただし、学校名や学部名に「第一高等学校」「第一文学部」など漢数字が含まれている場合は例外です。これらの名称は固有名詞扱いとなるので、算用数字に置き換える必要はありません。
手書きの場合、修正テープでの修正はNG
手書きの履歴書を書く際に間違って記載することもあるでしょう。その場合、修正テープや訂正印を用いて修正したものを提出すると採用担当者に悪い印象を与えるので、間違えたら一から書き直しましょう。
まとめ
履歴書に緊急連絡先を記載する理由は、応募者が自宅の住所や携帯電話の番号など複数の連絡先を記載することで、緊急の有無に関係なく採用担当者との連絡をしやすくするためです。実家住まいでないという方は、実家の住所や電話番号を書くことで、応募者本人に何かがあっても実家に連絡が入る流れとなっています。
また、履歴書の緊急連絡先を書く上で、住所は都道府県名から記載するなどいくつかのルールがあります。採用担当者に配慮した書き方もあるので、それらをしっかりと知っておくことが大切です。
参考
看護師の転職 応募書類の書き方 [看護師の転職]| All About
重要なお知らせ(通信障害等) : (回復報)台風18号の影響により、一部地域でドコモの携帯電話がご利用できない状況について|NTTドコモ
2018年12月6日に発生した携帯電話サービスの通信障害に関するおわび|ソフトバンク