フィリピン短期留学で英語力は伸びる?メリットとデメリットを解説! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

フィリピン留学は1週間という短期でも可能です。ただ、事前準備をしていないと滞在期間はすぐに過ぎてしまい、帰ってきてから「何のために行ったんだろう……」ということになりかねません。今回の記事では、短期留学で英語力が伸びるのかについてやコスト、スケジュール、メリット・デメリットをご紹介します。

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フィリピン短期留学で英語力は伸びるのか?

1週間の短期留学で、英語力を一気に向上させることは難しいといえるでしょう。なぜなら、語学は継続して学習していくことで鍛えられる能力だからです。

アメリカ国務省の外交官養成局によると、英語を母国語にする人にとって、日本語の習得には2,200時間の授業が必要とされています。毎日2時間勉強しても、約3年かかる計算になります。外交官を目指すようなエリートでも、ゼロから日本語を習得するにはそれだけの時間がかかります。

1週間フィリピンに留学して、毎日8時間英語の授業を受けたとしても、1週間で合計56時間です。つまり、短期留学で英語が一気に話せるようになるということはありません。ただ、留学をきっかけに、英語学習に対するモチベーションが高まり、英語力が伸びていく可能性は十分あります。

参考

Foreign Language Training|U.S.DEPARTMENT of STATE

フィリピン短期留学のコスト

フィリピン短期留学のコストは、最低でも20万円以上はかかると考えておきましょう。もちろん、航空券代金や生活費をおさえることは可能です。ただ、最低限の費用ギリギリを考えていると、いざというときに対応できなくなります。多めに見積もっておいた方が、精神的にゆとりを持って計画を立てることができます。

項目 コスト(円)
語学学校入学金 15,000円
語学学校授業料 100,000~150,000円
教材費、その他 10,000円
渡航費 40,000~80,000円
生活費 30,000~50,000円
海外旅行保険 2,500~3,500円
合計 197,500~308,500円

フィリピン短期留学のスケジュール

1週間の短期留学の一般的なスケジュールです。日曜日が到着日となり、土曜日が帰国日となる場合が多いでしょう。また、到着日の翌日は、クラス分けテストとオリエンテーションのみで、授業を行わない学校が多いです。ただ、オプションで到着日翌日から授業を行うことができる学校もあります。

【1週間のスケジュール】

曜日 内容
日曜日 到着日。寮への移動。授業はなし。
月曜日 クラス分けテスト、オリエンテーション。多くの学校は授業なし。
火曜日 午前中から夕方まで授業
水曜日 午前中から夕方まで授業
木曜日 午前中から夕方まで授業
金曜日 午前中から夕方まで授業
土曜日 帰国日。空港への移動。授業はなし。

授業時間は、50分授業の6コマが基本です。スパルタ式の学校であれば、夕食後に選択授業や義務自習の時間が設けられていることがあります。自習時間を除くと、4~8時間ほどが授業の時間となります。

フィリピン短期留学のメリット

フィリピンに短期留学するメリットは、「低価格」「マンツーマンレッスン」「長期留学に向けての下見」の3つがあります。メリットを知ることは、メリットを生かすことへとつながります。留学をより実りのあるものにするために確認しましょう!

低価格で気軽に留学できる

フィリピン留学の最大のメリットは、ほかの英語圏の国に比べて、低価格で近距離であるということです。英語圏の留学先として一般的な国には、アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドがあります。フィリピンが立地的に一番近く、航空券代金も安くなります。また、ほかの英語圏の国に比べると物価が安いため、生活費や語学学校の授業料が安いです。

移動区間 フライト時間
東京⇔フィリピン(マニラ) 約4時間半
東京⇔アメリカ(ニューヨーク) 約13~14時間半
東京⇔カナダ 約9~12時間
東京⇔イギリス 約12時間半
東京⇔オーストラリア(ケアンズ) 約7時間半
東京⇔ニュージーランド(オークランド) 約11時間

参考

飛行時間|AirlineGuide.jp

マンツーマンレッスンを受けられる

フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスン形式で授業を受けることができます。もちろんほかの留学先でも可能ですが、マンツーマンレッスンの価格は高いです。しかし、物価が安いフィリピンであれば、マンツーマンレッスンだけのカリキュラムを組むことも可能です。

特に、スピーキングはアウトプットをする機会が多ければ多いほど鍛えられるので、グループレッスンよりもマンツーマンレッスンがおすすめです。「話せるようになりたい」「周りが気になってクラスだと発言できない」という方には、かなり大きなメリットになります。

長期留学の下見ができる

短期留学は、長期留学の下見にもなります。海外での生活が初めてであれば、生活していけるか誰でも不安を感じるものです。いきなり3ヶ月や半年以上の長期留学に踏み出せない場合は、短期留学で「生活していけるか」を確認しましょう。

フィリピンは、時間的・金銭的コストが低いため、長期留学に踏み出す前に「下見」というワンステップをしやすいです。