アメリカの大学に留学する際にメリーランド大学を候補に入れている方もいるのではないでしょうか。この記事では、メリーランド大学の難易度や大学の概要と特徴、著名な日本人卒業生をご紹介します。アメリカの大学に留学を考えている方はぜひ参考にしてください。
もくじ
メリーランド大学の難易度
メリーランド大学の難易度はどれくらいなのでしょうか。大学の偏差値とランキングに分けてご紹介していきます。
メリーランド大学の偏差値
日本の場合、大学に入学するために入試があります。どの大学に行くのか偏差値と照らし合わせて志望校を絞っていくでしょう。しかし、アメリカの場合は大学入試がありません。したがって、偏差値という概念がありません。
アメリカの大学では、英語力と高校の成績が求められます。高校の成績はGPA（Grade Point Average）といって、成績平均値の数字によって決まります。GPAの最高点は4.0です。メリーランド大学に入学した生徒の高校の成績GPAの平均は4.00という結果です。
また、高校生のときにSATとACTという全国共通テストを受け、どちらかの成績を出願大学へ提出します。下記に合格した人のスコアをまとめました。
参考
| SATスコア | |
| SAT Math | |
| 点数 | 合格率 |
| 700～800点 | 56％ |
| 600～699点 | 33％ |
| 500～599点 | 9％ |
| 400～499点 | 1％ |
| SAT Reading & Writing | |
| 700～800点 | 37％ |
| 600～699点 | 53％ |
| 500～599点 | 8％ |
| 400～499点 | 1％ |
| ACTスコア | |
| ACT Composite | |
| 点数 | 合格率 |
| 30～36点 | 60％ |
| 24～29点 | 35％ |
| 18～23点 | 4％ |
（メリーランド大学カレッジパーク校｜アメリカ大学ランキングより筆者作成）
SATとACTどちらも8割以上の点数を取る必要があります。
高校の成績平均値GPAとSAT・ACTの点数を見てみると、メリーランド大学は非常にレベルが高い大学だと分かります。海外の大学は入試がないので、高校時代にどれだけ優秀な成績を収めたかということが大切です。
では、海外の大学の難易度はどのようにして知ることができるのでしょうか。世界の大学ランキングというものが発表されているので、そのランキングを見て難易度の参考にしましょう。
メリーランド大学の世界大学ランキング
メリーランド大学の2019年世界大学ランキングは82位です。アメリカには4,000以上もの大学があります。しかも、世界の大学ランキングで82位という順位なので、難易度はかなり高いといえるでしょう。
世界大学ランキングの上位10校は下記のとおりです。
| 1位 | オックスフォード大学（イギリス） |
| 2位 | ケンブリッジ大学（イギリス） |
| 3位 | スタンフォード大学（アメリカ） |
| 4位 | マサチューセッツ工科大学（アメリカ） |
| 5位 | カリフォルニア工科大学（アメリカ） |
| 6位 | ハーバード大学（アメリカ） |
| 7位 | プリンストン大学（アメリカ） |
| 8位 | イェール大学（アメリカ） |
| 9位 | インペリアル・カレッジ・ロンドン（イギリス） |
| 10位 | シカゴ大学（アメリカ） |
（World University Rankings 2019｜THE WORLD UNIVERSITY RANKINGSより筆者作成）
ちなみに、東京大学は42位、京都大学は65位にランクインしています。
