手取り24万円の生活の実態!小遣いや貯金はどのくらい捻出できる? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

手取り24万円は平均以上?

厚生労働省が発表した「平成30年賃金構造基本統計調査(全国)」によると、平均の給与額は、20代では20万円台前半、30代では20万円台後半から30万円台となっています(時間外手当や休日出勤手当を含まない)。給与から、税金や社会保険料が差し引いた額、「手取り」にすると、20代では15万円から18万円、30代では19万円から22万円あたりが平均となります。手取り24万は、一般的に20代や30代では平均以上と言えるでしょう。

参考

平成30年賃金構造基本統計調査(全国)|厚生労働省

給料の手取り計算方法&平均給与の実態

手取り24万円でも貯金をするためのコツは?

手取り24万円で一人暮らしをしながらも、できれば毎月きちんと貯金もしたいものです。ここでは、手取り24万円でも貯金を確実に増やすためにできることについて紹介します。

月々の目標貯金金額を決める

まずは、1年の目標貯金金額を決め、そこから毎月いくら貯金していくかを計算しましょう。高すぎる金額を設定すると継続できなくなってしまうので、あくまでも現実的な目標設定を立てることがポイントです。生活スタイルや住む地域により差はありますが、「ためている人の貯金の理想割合」は手取りの約6分の1と言われています。手取り24万円であれば、4万円前後が目安です。月々の目標金額が決まったら、貯金を差し引いた残りの金額で生活をやりくりするように心がけましょう。

参考

無理なくお金をためる!挫折しない貯金目標の決め方のコツ|NHK

家賃は手取りの25%が目安

住む地域により異なりますが、一般的に手取りの25%が家賃の相場と言われています。手取り24万円であれば、75,000円が家賃の目安となります。できるだけこの金額内に家賃が収まるよう、住む地域や築年数などを比較してよい物件を探してみましょう。

参考

【手取り24万】家賃・貯金・年収・住宅ローン・生活(家族3人、子供1人)、結婚、小遣い|Re:START!第二新卒

できるだけ自炊を心がける

総務省統計局による単身世帯の食費の平均金額は約40,000円です。実はここから、外食費とお酒代を除くと約28,000円になります。たまに外食を楽しむのはいいですが、できるだけ自炊を心がけることにより、食費をかなり節約することができます。月々の食費の目標金額を設定し、目標金額内で工夫した献立作りにチャレンジしてみましょう。

参考

あなたの食費はどのくらい?世帯別の平均金額と食費節約術11選|エネチェンジ

固定費を見直す

固定費とは、日々の行動に関係なく一定額かかる費用のことです。固定費には、「住居費」「水道光熱費」「通信費」「保険料」などが含まれます。固定費を見直すことで、額が小さい場合もありますが確実に月々の出費を抑えることができ、長期的に見ると貯金額アップに効果的です。率先して着手できる固定費を見直す方法を紹介します。

  • 保険料を見直す。加入している公的健康保険や貯金でカバーできる内容を確認し、民間保険を必要最低限に抑える。
  • 自動車維持費を見直す。維持費の低い車を選ぶ、台数を減らす、所有せずリースで対応するなど、自分のライフスタイルも見直しながらできる費用は削減する。
  • スマートフォンのコスト削減。携帯電話のプランの見直し、大手キャリアから格安SIMへの乗り換えなど。

まとめ

手取り24万円の生活費内訳の目安や、手取り内で貯金を少しでも多く捻出するコツなどについて紹介しました。20、30代で手取り24万円だと、都内での一人暮らしも十分可能ですが、節約を意識していないとあまり貯金はできません。ぜひ月々の自分の生活費を見直し、無駄な出費はしないように気をつけましょう。

参考

平成30年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

20代後半で手取り24万なら平均以上だがどんな生活ができる?ボーナスは?|ジョブエモンの転職情報サイト

手取り24万円・家賃9万円〜10万円で一人暮らしできる?|CASANiA

おすすめ転職サイトはこちら 公式
DYM就職
・学歴や経歴に不安があっても大丈夫!
・経験豊富なキャリアアドバイザーが内定まで徹底サポート!
・無料で応募書類の添削から面接対策まで対応!
リクルートエージェント
・転職支援実績NO1!
リクナビNEXTから求人を探すことも可能!
doda
・転職者満足度NO1!
・優良大手企業もズラリ!!
ミイダス
・精度の高い市場価値診断!
・専用アプリでスマートに就活を!

この記事をかいた人

shokole

ライター・英語講師・翻訳者。英検1級、TOEIC980点。英文科を卒業後、すぐに結婚。移住したアメリカで、日本とアメリカの子育ての違いに興味を持ち、現地の大学で幼児教育を学ぶ。6年のアメリカ生活を経て、帰国後に英会話教室をスタート。現在は英語講師のほか、翻訳や論文の英語チェックなどにも従事。ライターとては、英語学習や教育関連の記事を中心に執筆。キッチンで料理するのが毎日の癒し。6人の子供の母。