海外勤務に必要なスキル
自己管理能力の高さ
海外は、気候や文化、言語が日本とは異なります。そのため、健康管理やモチベーションの維持など、自己管理能力が大切になります。例えば、体調を崩したときに、日本であればどの薬が自分に合うか分かりますし、医者にも気軽に行くことができます。しかし、海外では日本と同じ薬が手に入らないことが多く、医療システムそのものが違う場合もあります。
また、モチベーションを維持する方法を自分なりに持つことも大切です。日本での生活に比べて慣れないことが多く、ストレスが溜まりやすくなるためです。だからこそ、休日や1日の中でどのようにリフレッシュするかがポイントになります。運動や地域コミュニティへの参加、趣味に没頭するなど何が適しているのか、自分のことをより深く理解しておく必要があるでしょう。
言語・食・宗教など多様な価値観に対応できる柔軟性
海外では当然、言語・食文化・宗教などが日本とは異なった環境で生活することになります。日本食が食べたいと思っても手に入らない場合、現地の食文化で生活していける柔軟性が必要です。
また、その国の言語にも価値観が表れます。例えば英語は、先に主語と動詞が来るので、はっきりと意見を述べる、論理的に述べることがしやすいです。動詞が文末に来る日本語とは、話すときの考え方が異なります。
このような慣れ親しんだ価値観とは異なる価値観を受け入れて対応していけるかという問題は、海外勤務を快適に過ごせるかどうかに直結してきます。
ストレス耐性
ストレス耐性は、ストレスに耐えるという意味もありますが、ストレスをどのように発散するかという意味もあります。海外は、日本とは異なります。国によってその違いはさまざまですが、毎日の生活の中で細かな差を感じることでしょう。
例えば、日本では話を聞いてもらえる友人がいたけれど、海外では知り合いを一から作っていかなければならず、落ち込むことがあっても話をできる人がいないことがあります。オンラインで日本の友人と通話することもできますが、時差の影響で生活時間が異なったり、こちらの事情を理解してもらえなかったりすると、それがかえってストレスになってしまうことも……。だからこそ、自身でストレスを発散できる方法を持つことが大切になるのです。
まとめ
海外勤務の求人は、グローバル、もしくはハイクラス・ミドルクラスの求人に特化した転職エージェントを探すことで、効率良く見つけることができます。また、海外勤務はキャリアアップにつながるケースが多いため、エージェントの担当者の専門性や相性もポイントになります。今回の記事でご紹介した転職エージェントのうち2~3社に登録してみて、ご自身にとってベターな担当者を探してみてはいかがでしょうか。
参考
海外就職で働きたい人が絶対に登録しておくべき求人情報サイト15選!自分に合った紹介サービスを使おう|たびハック
海外駐在に行ける人ってどんな人?求められる能力やマインドとは【海外赴任3年の僕が解説】|場所を選ばないキャリア構築記