リゾートバイトをする前に知っておきたいこと
それでは次に、リゾートバイトが初めてという方のために、リゾートバイトをする前に知っておきたいポイントについて紹介します。
リゾートバイトの年齢層
リゾートバイトというと、若者がするものなのでは? と思っている方も多いことでしょう。リゾートバイトの主な年齢層は、10~30代の幅広い世代が活躍しています。リゾート地には全国からさまざまな目的を持った人が集まるため、普段会えない人と会えることもリゾートバイトの特権の一つでしょう。
友人と一緒に旅行を兼ねて参加している人や、休暇を活用している会社員、時間に余裕のある大学生、旅行が好きで旅行資金を貯めたい人など、目的や人物像はさまざまです。
初心者でもOK
リゾートバイトは未経験者でも応募できる職種があります。リゾートバイト応募者の半数以上が未経験者といわれているほどで、プロの技術が必要になる職種でなければ、初めてでも応募することが可能です。経験者優遇と書いてある職種はあまり多くはなく、接客業務や施設の裏方業務などは初心者でも問題なくできるでしょう。求人の応募資格をしっかりと確認した上でリゾートバイトに応募しましょう。
リゾートバイトの登録方法について
リゾートバイトの雇用形態は、人材派遣がほとんどだといいます。まずはリゾートバイトを取り扱っている人材派遣会社に登録をし、人材派遣という形でリゾートバイトに参加します。派遣社員の場合、給料は勤務先から直接もらうのではなく、リゾートバイトを紹介した人材派遣会社からもらう形となります。登録手続きはウェブサイトもしくは直接派遣会社に出向いて登録する流れとなるでしょう。
勤務地が遠方の場合、交通費は期間満了後の支給になることが多く、いったん立て替えることになります。期間満了後に既定の金額が支給されますが、勤務地によって交通費の支給条件が異なるため、あらかじめ確認するようにしましょう。
社会保険に加入できる?
リゾートバイトと聞くと、「アルバイト」というイメージがあるかもしれませんが、前述した通り、雇用形態は派遣社員となるため、条件を満たすことで健康保険と厚生年金への加入が可能となります。1日または一週間の労働時間および所定の労働日数が通常の労働者の4分の3以上で、契約期間が2ヶ月を超える見込みがある方は、保険に加入することが可能となります。リゾートバイトは仕事内容などによって期間が異なりますが、もし短期間の場合は健康保険や厚生年金への加入ができなくなるため、注意が必要です。
雇用保険は、労働者が失業した場合に、生活の安定と就職の促進のための失業等給付を行う保険制度です。事業所規模にかかわらず、①1週間の所定労働時間が20時間以上で②31日以上の雇用見込がある人を雇い入れた場合は適用対象となります。雇用保険制度への加入は事業主の義務であり、労働者は自分が雇用保険制度へ加入しているかどうか、ハローワークに問い合わせることも可能です。保険料は労働者と事業主の双方が負担します
(引用元:人を雇うときのルール|厚生労働省)
リゾートバイトの注意点
リゾートバイトに参加する際は、勤労条件についてしっかりと確認する必要があります。遠方の場合は交通費についての規定を確認するようにし、期間中の住まいが相部屋か個室か、家賃やまかないは無料であるか、インターネット環境が整っているかどうか、住居から職場までの通勤時間はどれくらいかなど、実際に現場に行って困らないように事前に確認することが大切です。派遣会社によっては就業中に相談にのってくれるような、サポート体制が整っている会社もあるため、安心して働くことができるよう、勤労条件は細部まで確認するようにしましょう。
リゾートバイトは貴重な体験ができる
リゾートバイトは普段の生活とは全く違う環境でさまざまな体験をすることができる魅力的な仕事です。初心者でも参加することができますが、就労前には勤務条件や職場環境についてしっかりと確認するようにし、仕事を問題なく全うできるかどうか見極めた上で派遣会社や仕事を決めるようにしましょう。
参考
リゾートバイト.com | リゾバ【業界No.1の高時給・高待遇】
リゾートバイトとは | リゾートバイトのファインコミュニケーションズ
リゾートバイトとは?仕事内容や給料、労働時間はどうなの? | リゾートバイトの知恵袋
リゾートバイトでも社会保険に加入できる!リゾバの健康保険・厚生年金・雇用保険について解説 | さやだんごのブログ~リゾートバイト(リゾバ)の備忘録~