格安校を選ぶときの注意点
ここまで、格安の語学学校をご紹介してきました。ただ、安さにばかり注目して学校を決めるのは、結果的にマイナスになる可能性もあります。対策方法としては、実名制であるFacebookでのコメントや写真・動画を確認することです。ここでは、格安校を選ぶときに注意したい3つのポイントをご紹介します。
立地は安全な地区か?
日本に比べると、フィリピンの治安は良いとは言えません。また、都会だから危険、田舎だから安全というわけでもありません。海外にいる間は、ある程度自分の身は自分で守る覚悟が必要ですが、わざわざ危険な地区に行く必要はありません。
セブの中心部に近い地区であれば周りに人がたくさんいるため、いざというときは助けを呼べますし、学校がある寮から遠くに行くことも少ないでしょう。一方で、田舎にあるスパルタ式の学校は門限が設けられ、夜の外出は禁止されているところが多いです。もちろん、英語の学習に集中するためという意味もありますが、夜の外出は危険という側面も考えられます。門限がある語学学校に興味のある方は、周辺地域についてエージェントに質問したり、自分で情報を集めることをおすすめします。
授業時間が水増しされていないか?
授業時間の水増しは、グループレッスンや自習時間が多い語学学校で起こりがちです。リスニングやスピーキングの能力を伸ばしたいと思って留学した人にとって、グループレッスンはその機会を減らしてしまいます。フィリピン留学の最大のメリットとも言える、マンツーマンで低価格というメリットがなくなってしまいます。
授業時間以外は旅行するなどリラックスしたいという方にとっては、授業時間内に1人で課題に専念できる自習時間があった方がいい場合もあります。ただ、留学中に効率的に英語力をアップさせたいという方は、マンツーマンレッスンの多い語学学校を選ぶことをおすすめします。
違法コピーを使っている…
語学学校の中には、料金を下げるために市販のテキストをコピーして使っているところがありますが、これは著作権法違反にあたります。事前に使用している教材を教えてもらい、きちんと教材費が請求されている語学学校を選ぶことをおすすめします。
また、1月~3月、7月~8月の繁忙期にありがちなのが、アルバイト講師を大量に雇用することです。「講師の質が良い」という言葉だけで簡単に信用しないようにしましょう。「教員の資格を持っている」というお墨付きがあれば信用できるでしょう。
まとめ
フィリピン留学の魅力はコストパフォーマンスの良さなので、値段に注目して格安の語学学校を選ぶことは大切です。ただ、立地条件や授業内容、使用教材などの確認をおろそかにすると、ただ安かっただけで得られるものが少なかったということにもなりかねません。今回の記事がフィリピン留学の事前準備に役立てば幸いです。
参考
フィリピンへ格安で留学するには?そのポイントと人気の格安校Best9|CEBU21
最安値でフィリピン留学しよう!格安校ランキング10を発表します|English Pedia
【フィリピン短期留学】おすすめ格安学校 15選|セブ島留学センター
格安には裏がある!フィリピン留学「口コミの裏にひた隠しにされてきた本当の実態」|セブ島留学マナビジン