就職活動の際に企業へ提出するエントリーシートですが、自己PR欄などにアルバイト経験を盛り込む方もいるのではないでしょうか。アルバイトで学ぶことは多く、身につけたスキルや経験を就職の際にアピールすることができます。今回はエントリーシートに盛り込むアルバイト歴の効果的な書き方を例文を交えてご紹介します。
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もくじ
エントリーシートのアルバイト歴の書き方
近年は履歴書や職務経歴書のほかにも、エントリーシートを企業へ提出するケースが増えています。エントリーシートは面接の際の質問材料となる採用書類で、個人のスキルや経験をアピールすることができます。アルバイトの経験がある方は、アルバイトで培ったスキルや経験をエントリーシートに盛り込むことで、自己PRへとつなげることが可能です。
エントリーシートは文字数制限などもあるため、これまでのアルバイトの職種や役割、アルバイト経験から得たことや学んだことなどを具体的に分かりやすく記載する必要があります。ここでは、エントリーシートにアルバイト歴を書く際の具体的な方法やポイントについて紹介します。
企業名や店舗名は書かなくてもOK
エントリーシートにアルバイト歴を書く際に、会社名や店舗名を書くべきか迷う方もいるかもしれません。もし企業から指定がない場合などは、エントリーシートでは具体的な店舗名などは書く必要がなく、逆に書きたい場合は書いても構いません。
しかし、もし店舗名を書く場合は、守秘義務や情報漏洩に対する意識が疑われる可能性があります。また、アルバイト先が競合相手の系列店などである可能性もあるため、不安な方は「飲食店の調理部門」や「コンビニエンスストアのレジ」のように、何をしていたのかが伝わるような書き方をするのがいいでしょう。
注意点としては、「ファミレス」や「コンビニ」「バイト」のような略称で書かないようにすることです。略称ではなく、「ファミリーレストラン」「コンビニエンスストア」「アルバイト」と書くようにしましょう。
数字を用いて説明する
アルバイト歴を記載する際に意識したいのが、具体性と客観性です。「多くのお客様と接してきた」「売上アップに貢献」といった表現は、具体的とはいえません。人であれば人数、売上であれば具体的な金額や割合、そのほかにも作業時間や毎日どれだけの仕事をこなしていたかなど、数値で表せるものは数値を使って説明するようにしましょう。数値を用いることでエピソードに具体性が増し、企業側もイメージしやすくなります。
また、客観的な視点を盛り込んで表現するためには数字だけでなく、第三者の意見や評価を盛り込むのも効果的です。その際は、「店長から○○を認められた」と書くだけではなく、「店長から○○を見込まれ、バイトリーダーに指名された」といった具体性も盛り込むようにしましょう。
仕事に対する姿勢を盛り込む
エントリーシートにアルバイト歴を盛り込む際に一番重要になるのが、アルバイト経験からどのようなことを学んだのか、仕事に対してどのような姿勢で臨んでいたかをアピールすることです。アルバイト中に気をつけていたことや努力したことについて書けば、仕事に対する姿勢を企業側に伝えることができます。
しかし、ただアルバイトを頑張ったというだけでなく、アルバイト経験の中で最もアピールしたいことを明確にした上で、自身の性格的特徴もしくは仕事への姿勢をアピールするのがいいでしょう。
掛け持ちの場合はわざわざ記載しなくてもいい
アルバイトを掛け持ちでするという方もいるかもしれません。その場合は、エントリーシートに書く際はわざわざ掛け持ちしていた旨を記載する必要はないでしょう。アルバイトの掛け持ちで何を得たのか整理し、身につけたスキルや経験をまとめてアピールにつなげるといいでしょう。
アルバイトは柔軟にシフトに入れる人を募集するケースが多いですが、そのことを就職の際にアピールすると、逆にすぐに辞めてしまうのではないかとマイナスに受け取られてしまう可能性もあります。経験が豊富なことをアピールするよりも、あくまでアルバイト経験から学んだことをまとめて伝えるのがいいでしょう。
アルバイト歴がない場合はほかのことを自己PRに
アルバイト歴がまったくないという方も中にはいるかもしれません。しかし、そのことがマイナス評価になるわけではありません。アルバイト以外に頑張ったことがあれば、そのことを記載することで自己PRにつなげることができます。例えば、「英語の勉強に力を入れており、TOEICで800点を取ることができました」など、ほかの人がアルバイトをしている間に自分が頑張ったことなどを記入すると、評価対象となるでしょう。