留学費用の節約方法
続いて、留学費用の節約方法について紹介します。
学校ごとの学費を比較する
どの学校に通うかによって学費は変わってきます。留学先の教育機関は必ず複数を比較して決めましょう。もちろん、学費が安くても教育の質が低かったり学習環境が劣悪であっては意味がありませんから、総合的に判断することが大切です。
また、どの都市の学校を選ぶかによって、居住費や生活費が変わってきますので、学校選びの際には街を選ぶという視点も持つようにしましょう。
奨学金を利用する
留学費用を抑えるために、留学生向けの奨学金の利用を検討してみるのもいいでしょう。オーストラリア政府が留学生向けに用意している奨学金や日本の民間の奨学金など、選択肢は豊富です。ただし、これらの奨学金のほとんどは大学・大学院への留学が対象となります。
ルームシェアを活用する
居住費(滞在費)を安く抑えることで、留学費用を大きく節約することができます。ルームシェアした場合の居住費の目安は95〜215ドル(7,000〜16,000円)と、他と比較して割安となります。他の学生と交流する機会も増えますから、英語力の向上という観点からもメリットがあるでしょう。
なるべく自炊する
前述の通り、オーストラリアは日本よりも物価が高く、外食するとランチでも1,000円以上かかってしまうのが普通です。節約のためには、できる限り自炊をしましょう。
例えば、授業がある日のランチを手作りのサンドイッチにするのもおすすめです。普段からスーパーなどで買い物をして食材を揃えておけば手軽に作れますし、昼食代をかなり安く抑えられます。
オーストラリアは学生ビザでの就労が可能
オーストラリアでは、条件を満たせば学生ビザでの就労が認められています。留学費用の負担を少しでも軽減するためにパートタイムで働く留学生も少なくありません。
日本と比較して物価の高いオーストラリアですが、その一方で法律によって定められてる最低賃金は2019年11月時点で19.49ドル(約1,460円)と世界有数の高さです。勤務時間の保証などがないカジュアルという雇用形態だとさらに賃金は25%高くなります。相応の英語力を求められますが、検討してみる価値はあるでしょう。
参考
Minimum wages| Fair Work Ombudsman
おわりに
オーストラリア留学の費用や節約方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。海外留学をする際に高いハードルとなるのは、学費や生活費などの費用面です。経済的な理由により、留学を断念する人も少なくありません。必要となる費用を把握することは留学を実現するための第一歩となります。工夫次第で費用を低く抑えることも可能ですから、情報収集に力を入れましょう。この記事が、オーストラリアへの留学を検討している方のお役に立てれば幸いです。
参考
留学や進学を後押ししてくれる!奨学金制度とは|留学くらべーる
オーストラリア留学で応募できる奨学金【総まとめ:22種類】|English Pedia