インターンシップでは、社員の方に挨拶をする機会が何度もあります。最初の挨拶で好印象を持ってもらうためには、表情や姿勢、おじぎ、声の大きさやトーンなどがポイントになります。また、自己紹介の内容を事前に準備することで、自分らしさを相手に伝えることができます。インターンシップ初日の挨拶に悩んでいる方のために、自己紹介の例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
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もくじ
インターンシップ初日の挨拶~受付編~
インターンシップ初日では、挨拶をする機会が何度かあります。まずは、受付でどのように挨拶をするか解説していきます。
受付の方がいる場合
規模の大きな企業の場合は、受付の方が来客に対応している場合があります。この場合は、受付の方に下記のことを伝えます。
- 大学名
- 氏名
- インターンシップの参加で来社したこと
「誰なのか」「何の目的か」「誰に会いに来たのか」の3点を押さえておくとスムーズにやりとりできるでしょう。また、受付の前で書類を出したり、相手を待たせてしまわないように、提示を求められる可能性がある「学生証」や「受付票」はすぐに取り出せるようにしておきましょう。
受付がインターホンの場合
受付に人がおらず、インターホンや内線電話が設置されている場合は、内線番号が分かるところに記載されているのが一般的です。担当の方の名前や部署を確認して、インターホンをかけるようにします。伝える内容は、受付の方がいる場合と同じです。
「〇〇大学〇〇学部の××(氏名)と申します。本日は、△△時からのインターンシップに参加させて頂きに参りました。」とていねいに伝えるようにしましょう。最後は、「失礼いたします」と言って、相手側が受話器を切ってから切るようにします。先に切らないように注意しましょう。
インターンシップ初日の挨拶~自己紹介編~
受付を終えて、採用担当者やインターンシップでお世話になる社員にも挨拶をします。多くの場合は、自己紹介をすることになるでしょう。ここでは、自己紹介をするときの4つのポイントと自己紹介の内容を解説します。
自己紹介のポイント
自己紹介で意識したいのは、相手に「一緒に働きたい」という印象を持ってもらうことです。そのためには、「表情」「姿勢」「声の大きさ」「言葉遣い」の4つを意識しましょう。
明るい表情を意識する
初対面の印象は、視覚的な情報で半分程度は決まると言われています。つまり、相手にとって一番初めに目に飛び込んでくる表情は非常に重要です。明るい表情で接することができれば、相手に好印象を与えることができます。
逆に、表情が暗かったり、目線が合わなかったり、うつむいていたりしたら、逆に印象が悪くなってしまいます。
正しい姿勢とおじぎを使いこなす
姿勢やおじぎも視覚的な情報なので、第一印象に影響を与える要素の一つです。まず、背筋を伸ばして正しい姿勢を保つようにします。背筋を伸ばすことで、自信があるように感じられます。逆に、背中を丸めてうつむいていると自信のない印象を与えてしまいます。
また、3つのおじぎを使い分けられることも大切な要素です。
- 会釈:15度程度のおじぎ
- 敬礼:30度程度のおじぎ
- 最敬礼:45度程度のおじぎ
会釈は、人とすれ違う時に使われるおじぎです。会社内で社員とすれ違うときには、会釈をするといいでしょう。
敬礼は、一般的なおじぎで、初対面の人と挨拶するときにも使うことができます。インターンシップ中に一番多く使うおじぎになるでしょう。
最敬礼は、最もていねいなおじぎで、感謝の気持ちや謝罪の気持ちを伝えるときに使います。インターンシップ終了時に感謝を伝える場面や面接などが終わったときに使います。最敬礼は、あまり多用すると相手に気を使わせてしまうので、「最もていねいだから」という理由で多用するのは避けましょう。
相手に聞こえる声ではっきり話す
挨拶をしても、その声が聞こえなければ挨拶していないことと同じです。相手に聞こえる適切な音量で話すようにしましょう。いつも友人や家族など親しい間柄で話す際の声よりも、1つトーンを上げて話すのがおすすめです。そうすることで、相手に「元気のある学生」「明るい学生」と感じてもらうことができます。
できれば、自分のことを一度録音して聞いてみるといいでしょう。自分の耳から聞こえてくる声とは全く違うので、新たな発見になります。
正しい言葉を使う
挨拶をするときには、正しい言葉を使うことを心がけましょう。特に、普段から敬語を使うことが少ない人は意識する必要があります。「御社」「貴社」「当社」「弊社」の使い分けは覚えておきましょう。
自分の会社を指すのが、「当社」と「弊社」です。その中でも「当社」は、社内向けに使う言葉です。例えば社内でプレゼンテーションする際、自分の会社を表現するときは「当社」が適切です。「弊社」は、社外向けに使う言葉です。社外の方とコミュニケーションを取る場面では「弊社」を使いましょう。
相手の会社を指すのが、「御社」と「貴社」です。「御社」は、口頭で使い、「貴社」は文章中で使います。インターンシップをメールで申し込む場合や履歴書の志望動機には「貴社」を遣うのが適切です。
このように、普段使わない言葉やよく意味が分かっていない言葉は、自分で一度調べて、正しい使い方を心がけましょう。
自己紹介の内容
続けて、自己紹介でどのようなことを伝えればいいのかをご紹介します。インターンシップは、履歴書では分からない人間性・人柄を表現することができるチャンスです。ぜひ、ポイントを押さえて自分らしい自己紹介を考えてみましょう。
相手の知りたいことを伝える
まずは、相手の知りたいことを伝えるようにします。インターンシップの自己紹介で、社員が知りたい内容は、大きく「所属」「特徴」「インターンシップや会社について」です。
【所属】
- 氏名
- 大学名
- 出身学部
- 出身地
【特徴】
- 長所や短所
- 特技・スキル
【インターンシップや会社について】
- インターンシップに参加した理由・目的
- インターンシップで達成したこと・学びたいこと
挨拶の時間がどの程度あるかによりますが、1分あれば上記の内容を簡潔に伝えることは可能です。もう少し時間があるようなら、具体的なエピソードを織り交ぜるとより良い印象を与えることができます。
簡潔かつ具体的に伝える
インターンシップの挨拶で、5分も10分も時間が与えられることは少ないでしょう。1分程度しか時間がないと思っておくべきです。ただ、1分は、話すことをまとめていないとあっという間に過ぎてしまう時間です。事前に自己紹介する内容を箇条書きで書き出して簡潔に伝えられるようにしておきましょう。